このカテゴリのすべての記事
- aviutlで局ロゴ(ウォーターマーク)を除去する
- aviutlでアニメをもっときれいにエンコード 【フィルタ設定編】
- PV4+AviutlでハイビジョンDivX動画を作る
- Super Mapple Digital ver.8 レビュー
- Windows Vistaから、OSは新しく進化する
- Windows Vistaのベータ版とMac OS Tiger&Leopardの比較
- Windowsでexposeを利用する
- WindowsXPでmeiryo(メイリオ)フォントを利用する:ダウンロード
- Windows,Internet Explorerは絶対的な存在なのか
- マイクロソフト、Virtual PCを無料化
- HD(ハイビジョン)放送に見るNHKの悪態と圧力
- マイクロソフト、WinFSの開発を中止
- Windows Live Messenger -MSN Messengerの後継
- Mac(safari)でGoogle Adsenseプレビューツールもどき
直近の記事3件
2008年06月10日
aviutlで局ロゴ(ウォーターマーク)を除去する
地デジになって一番うざいことはコピーワンスだが、三番目くらいにうざいのが放送の右側にウォーターマーク、つまり局ロゴが付くようになったことだ。これを削除したい、と思うのが普通である。
このうっすら出ているのを消したい
aviutlを使うと、この局ロゴをいとも簡単に消去することができる。アニメの場合はなおさらだ。
局ロゴ(ウォーターマーク)を除去するためには、まず「透過性ロゴフィルタ」と「ロゴ解析プラグイン」をaviutlの中にぶち込んでおく必要がある。両プラグインともMakKi's SoftWareで配布・開発されているので、ダウンロードしてaviutlのプラグインフォルダ内に入れておこう。
それでは、ロゴ消去のやり方。
局ロゴ(ウォーターマーク)の解析
まず、局ロゴ(ウォーターマーク)がどれであるのか、テレビ局ごとに認識させる必要がある。そのために「ロゴ解析プラグイン」を使用する。
aviutlを起動したら、最初に「設定」→「フィルタ順序の設定」→「ビデオフィルタ順序の設定」より、「ロゴ解析」と「透過性ロゴ」の両プラグインをサイズの変更系プラグインより上に持ってこよう。このふたつのプラグインは基本的にセットで使用するので、同じ場所に置いておくことが重要である。片方だけリサイズの下、なんていうこともやらないように。
その後、ロゴ消去をしたい作品をaviutlで読み込ませる。インタレース解除以外のプラグイン(リサイズも含む)をすべて外したうえで「ロゴ解析プラグイン」を有効にし、設定画面を呼び出そう。そのままメインウィンドウ上でマウスをクリックしたままドラッグすると局ロゴの範囲指定ができるので、局ロゴをすっぽり覆うような形で四角い枠線を作ろう。
この局ロゴ解析はアニメ作品でやるのが望ましい。というのも、この解析は枠で囲った部分の背景が単一色である場面を大量に保持し、そこから局ロゴを解析するので、背景が単一色になりやすいアニメのほうが大量のサンプルを集めることができ、きれいに仕上がるからである。
囲み終わったら「ロゴ解析」ボタンを押し、有効サンプルが1000以上たまるのをまつ。たまらなかったら別のソースも追加する。
なお、この作業は基本的に一テレビ局にひとつやれば問題ない。
終わったら、「ロゴ解析結果」という場面が出るので、適当な名前を付けて(「テレビ東京 1080i」など)「送信」「保存」をしておけばよい。
ロゴ除去
フィルタより「透過性ロゴ」を選ぼう。下のプルダウンメニューから使用するロゴファイルを選び、適用すればロゴが消えるはずだ。
admin : 05:03
2008年06月03日
aviutlでアニメをもっときれいにエンコード 【フィルタ設定編】
aviutlには多数のフィルタ機能があるが、このフィルタ機能を正しく使っていくことにより、アニメの場合絵をかなりきれいにすることができる。
アニメはほとんどがSD画質のアップコンバートで放送されているのだが、この場合はHD画質と見違えるほどの美しさになり、HD画質の場合はもっときれいにすることができるのだ。それではさっそく、aviutlのフィルタ設定を見ていきたい。
なお、今回使用するフィルタは「がらくたハウスのがらくた置き場」にて配布されている「非線形処理な先鋭化」と「これ用前置フィルタ」、そして「Makki's Software」のWarpSharpフィルタ、透過性ロゴフィルタ、ロゴ解析プラグインを使用する。
これらを使用することで地デジで放送されているアプコン(アップコンバート)アニメをより美しく保存することが可能になる。ただしBS-i等でよくみられるクロスカラー&ドット妨害はHDソースの場合avisynthを使用しないと除去出来ないので注意が必要。

(左)クロスカラー。虹色ノイズともいわれる。 (右)ドット妨害。
ちなみに両者ともBS-iのCLANNADがソース。何のためのBSだ。
では、早速処理に入る。
まず、前述したプラグインをすべてaviutlに放り込む。するとaviutlの「フィルタ」部分にいろいろな項目が追加されていると思うので、確認してほしい。
とりあえず今からやることをするとどうなるのか、ということを先に確認しておこう。また、今から紹介する設定はあくまでも私好みな設定であり、環境や個人の趣味によって細かい設定はどんどん変更していただきたい。
フィルタなし
これがフィルタなしの絵。拡大してみるとわかると思うが、全体的にボケボケである。アニメソースの場合、これをフィルタ処理することで…
フィルタあり
このように輪郭をくっきりしたり、右側にあるテレビ局のロゴ(ウォーターマーク)を除去したりすることができる。
「あはは、よくわかんねーや」という場合は、この目を見てほしい。

左側はフィルタ処理をしていない場合の目、右側がフィルタ処理をした場合の目である。右側になるとアプコン画質とは思えないほど美しく仕上がっているのがお分かりになるだろうか。このように、aviutlはフィルタ処理を行うことでアニメをもっときれいに仕上げることが可能なのだ。
では、肝心の設定方法。まず、設定→フィルタ順序の設定から、ロゴ解析→透過性ロゴ→サイズの変更→クリッピング&リサイズ→Prefilter for Nonlinear Sharpen(「これ用前置フィルタ」)→nonlinear sharpen(「非線形処理な先鋭化フィルタ」)→WarpSharp の順番で処理を行うように設定をする。その後、PV4やMonsterXソースの動画をaviutlに読み込む。
ロゴの消し方はまた後日書くとして、今日は非線形処理フィルタとWarpsharpの使い方について。
まず、「フィルタ設定」より「prefilter for nonlinear sharpen」をクリック。右側にあるチェックをつけたあと、weightを100にして閉じる。
次に、「nonlinear sharpen」をクリック。同様に右側にあるチェックをつけておく。まだデフォルト設定で置いておこう。
nonlinear sharpenの設定画面を出しておいたまま、「warpsharp」をクリック。これのチェックもつけてみる。そのあと、非線形処理とwarpsharpのフィルタ設定を適当に動かし、自分なりのベストポイントを探そう。
非線形処理な先鋭化はぼやぼやした線をはっきりさせるフィルタであり、warpsharpは線を細くしてすっきりさせるフィルタである。この両者を組み合わせることで、「ぼやけた部分をくっきり→少し削って元の太さに」ということをすることができる。あまりやりすぎると絵が変わってしまうので注意。
私は以下の設定で使っている。
この設定だと両者とも強すぎるので、あとは各自の好みで設定していただければ幸いである。ちなみに、画像として切り出す場合と、動画として再生する場合では、微妙に設定方法を変えたほうがいい。上の設定は画像として切り出して壁紙化するときにつかった設定なので、かなり強くなっているということである。
ちなみに当方の環境(C2D E6600)だと、すべてのフィルタをはずして運用した場合にかかる処理時間が1時間程度、この設定にしてさらに「クリッピング&リサイズ」と「Lanczos 3-lobed 拡大縮小」、「ロゴ透過」を使用した設定でかかる処理時間が2時間30分程度。まあ、時間がかかるのは仕方ない。
次回、局ロゴ(ウォーターマーク)のはずし方を紹介する。
admin : 17:20
2008年05月27日
PV4+AviutlでハイビジョンDivX動画を作る
先日PV4を購入した。PV4はD4端子を備えたアナログハイビジョンキャプチャボードで、別途チューナーを購入することで地上デジタルやBSデジタルをハイビジョン画質で録画することが出来る優れものである。最近は「フリーオ」というPCで地デジをTSのまま保存できる究極のキャプチャデバイスが登場したばかりだが、まだまだ品薄で入手できる見込みは低く、当分の間はこのPV4にお世話になりそう。
さて、そのPV4だが、そのままの状態ではアースソフト謹製の独自コーデックによるファイルしか作ることが出来ない。しかもこのファイル、1分あたり0.5GBと相当デカいファイルとなる。そこで今回はaviutl等を利用しハイビジョン画質のままこいつを圧縮してみよう。
とりあえずDivXがインストールされているのが前提。
まずは録画(キャプチャ)
エンコードの前に純正のPV.exeで何らかの番組を録画しておく必要がある。地デジなら1440x1080i、BSデジタルなら1980x1080iに画像サイズを設定し、録画しておこう。
用意するもの
もちろんaviutl、DivXがインストール済みであることは前提。必要に応じてLameなどもインストールしておきたい。なお、圧縮コーデックとしてはH.264やXvidのほうが優れている面も多くあるが、今回は互換性や扱いやすさからDivXを選んだ。いずれコンピュータの性能が高まればH.264が一般的になっていくだろうし、その方が良いのだが、現状ではエンコードに時間がかかりすぎるため非現実的。
ちなみにE6600を3.0GHzで動かしたマシンにおいて、ソースにもよるがDivXで再生時間の2倍~4倍、H.264の場合4倍~6倍かかる。
さて、それでは設定をしていく。
0.準備段階
まず、「自動フィールドシフトインタレース解除プラグイン」をダウンロードしたら解凍し、中に入っているafs.aufをaviutlのインストールフォルダにぶち込もう。また「PV3 Aviutlプラグイン」の中身と「拡張AVI出力プラグインplus」の中身も同様にぶち込む。そしてaviutlを起動する。
まず、「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」にて「最大画像サイズ」を1980x1080に設定し、また「画像処理のスレッド数」をデュアルコアなら2、クアッドコアなら4に設定。その後一度aviutlを終了し、もう一度起動する。
もう一度起動したら、PV3/PV4で録画したファイル「**.dv」をaviutlで読み込む。
1.画像サイズをいじる
「設定」から「サイズの変更」を選び、1440x1080iで録画した場合は「1440x810」、1980x1080iの場合は「1980x1080」と入力しておく。
2.インタレース解除を設定する
インタレースってなんぞや?って場合はこの辺を参照のこと。
まず、「設定」から「インタレースの解除」を選び「自動フィールドシフト」と「トップフィールド→ボトムフィールド」を選ぶ。ちょうど上の図のような形になる。その後「自動フィールドシフトの設定」を選ぶと、次のような画面が出る。
とりあえず、
- 通常放送の場合「残像最小化」を指定
- アニメや映画の場合は「映画/アニメ」を指定
- スポーツ中継や動きの激しい番組の場合「動き重視」を指定
しておけば間違いはない。「24fps固定」などはとりあえず使用しない。
3.出力する
あとは出力するだけ。だがここでは「自動フィールドシフト」で選んだものによって処理方法が若干異なる。
3.1.「動き重視」を指定した場合
「ファイル」→「AVI出力」を指定する。ビデオ圧縮、オーディオ圧縮をそれぞれ指定しそのまま保存をすればOK。
3.2.「残像最小化」「映画/アニメ」を指定した場合
「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張AVI出力plus」を選ぶ。「ビデオ圧縮」を選ぶとそこにビデオ圧縮と音声圧縮ふたつの設定が出来る画面が出てくるので、そこで設定を行う。
出力フレームレートは「120fps」とし、一番下のPlus欄は「自動フィールドシフトv7対応」と「ビデオ先読みスレッド」(マルチコアCPUの場合)にチェックをする。
で、問題の上の部分だが、今回は先もあげたように圧縮プログラムにDivXを使用した。DivXの設定はこんな感じ。
放送時のビットレートが地デジの場合は17Mbps、BSデジタルの場合は22Mbpsなので、それを考えてビットレート(レートコントロールの場所にある、**kbpsという値)を指定するのが良いだろう。なお、エンコーダプリセット値は(利用する場合は)6~8が良い(上の図では3となっているが、これでも質は悪くない)。また、レートコントロールでは「品質依存」での設定も出来るが、その場合はターゲットクォンタイザーを3から5程度に設定すると良い(ちなみに数字がデカくなると品質は下がる)。
オーディオの設定はLame MP3を利用するのがよいだろう。コーデックのインストールはこの辺にのっている。なお、5.1chソースの場合はAC-3でエンコードしても良いと思うが、5.1chソースの番組なんてWOWOW以外ではあまり見ない。
とりあえず以上の設定でハイビジョンDivX動画を制作することが出来る。次回、DivXコーデックのプリセット設定やH.264でのエンコード方法をちょろっとだけ紹介してみる。
admin : 12:22
