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2007年01月31日
PCサクセス(PC Success)が夜逃げ?破産?突然の閉店を追う
AKIBA PC Hotlineやエルミタージュ秋葉原によれば、秋葉原に店舗をかまえ、価格ドットコムの最安値常連であった「PCサクセス」が本日午後突然閉店したということである。
秋葉原のショップPC-Success本店が月末の本日15時になって突如閉店した。その直後から同店の前には取引先の関係者が続々と集まっており、一種異様な光景となった。なお、同店のWEBは19時現在、通常通りアクセスが可能だが、大手価格比較サイトである価格.comではすでに削除が始まっている模様だ。
現場にいたある取引先の関係者によると「気にはしていたんですけど、15時の時点で振込みの確認がとれないので、とりあえず着てみました。が、予想通り中には入れないし、連絡もとれない。できるだけ早く商品を回収したいんですけど……」とのこと
(ヘルミタージュ秋葉原)
PCサクセスといえば以前から梱包が雑である、あるいは納期を守らないと行った悪評判が立っていた。今回こういったことが発生しているのは、「ついにきたか」という感じである。
秋葉原に店舗を構える有名店が、今回のように「何らかの事情」によって突然一時閉店するというのは、今回のPCサクセスの件が初めてというわけではない。過去TWOTOPは経営母体であるフリーウェイの倒産に伴い一時閉店したことがあり、当時も以下のように関係者が店舗前に詰め寄るという事態が見られた。
(画像はAkiba PC Hotlineより引用)
今回のPC-Successの件に関しては、1月31日20時現在Akiba PC Hotlineが「テレビ局の報道や警察がきている」とレポートしているにすぎない。では、何があったというのだろうか。
現在進行中で記事を掲載している関係上、タイムラインにそって話をお伝えする。
20:00
PC SUCCESSのサイトは「ただいま混みあっています」との表示が出てアクセスすることが出来ない。ただし、7時の段階では普通にアクセスすることが出来、7時30分ごろからトップページ以外のページがアクセス不可、そして8時に入り全ページにおいて上記のメッセージが出るようになったため、おそらく担当者は確かに在籍しているものと考えることが出来る。また、PCサクセスの楽天店は、ゴールドでないほうは「申し訳ございません。ただいま、店舗の改装中です。」との表示があり、アクセスすることが出来ない。また、価格ドットコムの掲載に関しても、順次削除が行われているようだ。
20:15
Akiba PC Hotlineが「 債権者が中に入るが誰もいない状態。」とのレポートをする。また2ちゃんねる「自作PC板」にて、テレビ局(もしくはインプレススタッフ)が取材を行っていると見られる写真が掲載される。
20:30
Akiba PC Hotlineが
(20:15) 債権者によると、事務所内のPC画面に「入荷終了したため物流一時撤退します。裏口を抜けて近隣にて待機。」の送信メール画面が出ているとのこと。
(20:30) 関係者が現れ「明日、破産の発表を行う」との発表あり。
とのレポートを行う。また、秋葉ブログは「PCサクセス、どう見ても倒産です。」との見出しで記事の制作を開始している。
ちなみに●を使用してPC-Successスレ71を参照してみたところ、以下のような文面が書き込まれていた。
602 名前:Socket774 [↓] :2007/01/26(金) 18:03:10 ID:jyiX6Riz
月曜日になにかが起こる。
603 名前:Socket774 [] :2007/01/26(金) 18:11:53 ID:QMzy3gwX
中の人、さぁどうぞ、語ってください。
610 名前:Socket774 [↓] :2007/01/26(金) 20:52:28 ID:jyiX6Riz
何人かバイト切ったらしいよ。
634 名前:Socket774 [] :2007/01/26(金) 23:27:21 ID:biqxFOfx
先ほどアキバの知り合いから情報有り。
糞の仕入先への支払いが滞ったそうだ。
HPアボーン、夜逃げかもw
745 名前:Socket774 [] :2007/01/30(火) 21:17:08 ID:Xiv5jStx
http://kakaku.com/sku/shoppriceca.asp?ShopCD=111
価格コムの値段全部消えたよwww
倒産秒読み段階か???
また、スレッドを見ると1月22日より代引き以外の決済方法が不可となり、また1月26日前後からはPCサクセスとしては異例の高価格設定を行ったようである。これを見ると、今回の破産が以前から予見されていたものであるように考えられる。
2006年07月23日
AMD、ATI買収へ
AMD(Athlonとかで有名なアメリカの半導体メーカー)が、ATI(ビデオチップで有名な半導体メーカー)を買収するとのこと。先日からDailyTechなどの英文系サイトではうわさになっていたものの、今回初めてロイターが日本語に訳しています。それをヤフーが掲載したと。
関係筋によると、米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)<AMD.N>は、カナダのグラフィック用半導体メーカー、ATIテクノロジーズ<ATYT.O> <ATY.TO>の買収で近く合意する見通し。買収規模は55億ドル。
交渉が決裂しなければ、早ければ24日にも発表されるという。
ATIはコメントを控えている。一方、AMDのコメントは得られていない。
もっと詳しく見てみると、DailyTechを見ることになります。どうもこの買収には「Intelがこれから先ATIを採用してくれない」という内情が深くかかわっているようで、記事にも次のように書かれています。
Recent reports indicated that Intel roadmaps no longer included ATI chipsets. Although Intel had been producing motherboards using ATI logic, upcoming boards like those that support Core 2 processors are void of any chipset from ATI. Interestingly, ATI and Intel had agreed to several cross-licensing programs that allowed them to take advantage of some of each other's technologies. Several analysts however, indicated that the merger between AMD and ATI to be "out of strategy for AMD and out of focus. Stupidity is no barrier to tech mergers."
うん、今和訳しようとしたけどこういう文章の日本語訳は難しい。というか、技術用語がたまにわからないのがあるのが難しい。わかった範囲で箇条書きすると、
-
現在、インテルは自社のマザーボードにATIのチップセットを利用している場合がある
-
しかし、今後のインテルのロードマップではATIのチップセットは採用されない予定
-
Core 2 プロセッサ用のマザーボードでも、ATIのチップセットはまったく採用されていない
-
ATIとインテルは数年前にクロスライセンスプログラムに同意した。これにより相互のテクノロジを利用することができた
この合併により、何が生まれるのだろうか?
According to Eric Gomberg, an analyst for investment bank Thomas Weisel Partners, "there has been considerable industry speculation that AMD may pursue an acquisition of ATI Technologies, although such an outcome is by no means certain." Gomberg's comment came in earlier this week, but word circulating around investment bankers who are aware of the talks between ATI and AMD surfaced just several hours ago.
あるアナリストの話によれば、この話が確かでないにせよ、AMDがATIの獲得を追及するのは賢明な投機活動であるそうで、しかもこの話は今週の初めに話された内容であるというから驚きである。(ごめんもしかしたら間違ってるかも)
とにかく、ATIとAMDが合併をするとすると、IntelとnVidiaの行方が気になるところである。最近グラフィックメモリのことはまったくわからないので、現在性能的にどちらが優れているかといったことはまったくわからないのですが(僕が知っているのはSLIが出始めたころ)。
2006年07月19日
マイクロソフトのMP3プレーヤー「Zune」続報
当サイトでもたびたび紹介してきた、マイクロソフトによるiPodキラーであるmp3プレーヤー「Zune」の続報をおなじみのEngadget Japaneseからおとどけ。
ZuneはXBOXプロジェクトと密接な関係があるようだが、XBOXのみに依存するようでは普及は見込めない・・・といった主張をDigital Townでは行ってきたが、やはりそこはマイクロソフト、XBOXはPCと同じ位置づけにあるだけで、XBOXを主導としてこの機械の普及を推進していくというわけではないようだ。また、このZuneという固体は、iPodのシェアの20%を奪うことを目標としているそうである。
Zuneの戦略
- iPod + iTunes同様にプレーヤとライブラリソフト、 ウェブサービスの連携を重視。
- Live Anywhereアーキテクチャの一部としてPC / Xbox / 携帯電話 / Zuneで共有のフレンドリストやマーケットプレイスを提供する。
- 実は中年が多い iPodユーザ層よりも若い18~28歳がメインターゲット。音楽共有やコミュニティベースのサービスをアピールする。
- iPodマーケットの「20%」が目標。
- Xbox コミュニティを当初の足がかりに使う。
- 発売は米国で11月。来年から英国・カナダその他に展開。
Zune本体
- 内蔵WiFiを使った“ストリーミング共有”機能。最大10台までのZune同士でP2Pに曲をストリーミングできる。ストリーミングされた曲はセーブできないが、あとで購入するため「ブックマーク」できる。(WiFi経由の「交換」機能が別にあるのかどうかは不明。PlaysForSure DRMを使ったWiFi音楽プレーヤMusicGremlinではサブスクリプションサービス加入ユーザ同士で曲の交換が可能)。
- DRMつきでない曲のストリーミングができるかどうかは不明。
- 価格は60GB iPodと同程度。
- カラーバリエーションは3種類。
ソフトウェア、音楽ストア
- 現在WMA / PlaysForSure陣営が採っている「多数の対応デバイスと多様な対応サービス」ではなく、iPod + iTuneのようにひとつのデバイス・ひとつのソフト・ひとつのサービスにフォーカスする。
- MySpaceをモデルにしたソーシャル・コミュニティ要素が組み込まれる。
- 音楽ストアはiTMSと違い一律価格ではない。アラカルト(バラ売り)もサブスクリプション(定額制)も用意される。Napsterのようにサブスクリプションメインではない。
- レコードレーベルが段階価格と共に強く求めていた「バンドリング」も採用。つまり普通のCDのような抱き合わせでしか買えない楽曲がある。
マーケティング、広告
- 秋から大規模な広告キャンペーンを開始。規模はXbox程度(日本のXboxとはまったく別です)。
- 発売にあわせ著名アーティストのライブと限定ダウンロードを組みあわせた"7 cities and 7 nights" ツアーを主要都市で展開する。
- ウォルマートやTarget、Best Buyはじめ全米3万以上の小売店で販売される。
- スーパーボウルのスポットCMもやるかも。
すべてを引用してしまったが、とりあえずこのようになるみたいである。この中で注目に値するのは、
- 11月発売
- 若年層に働きかける
- 内蔵Wifiを利用して、登録したZune同士でP2Pネットワークを介したストリーミングを行うことができる(ようするにクローズドなネットラジオ、といったところか)
- 段階価格制、バンドリング許可
さすがマイクロソフトといえるのは、iTunes+iPodを手本とし、その上に新たな要素を加えている点だろうか。Windowsのデザインや機能がMacを意識したものとなっているというのは、Macユーザーの間ではもはや定説となりつつあるが、しかしZuneにおいてもそれは同様かもしれない。マイクロソフトの追撃からアップルは逃れられるのか。
しかし、マイクロソフトが若年層に働きかけられるかといえば、そうは思えない。これは日本市場に限ったことであるが、たとえば日立がmp3プレーヤーを発売しても、大して売れないだろう。それは、日立が「家電メーカー」という印象が強く、持っていても「かっこいい」とは思われないためである。アップル社もmp3産業に参入した当初はおそらく多くの人間にとって「知らないもの」であったのではないか。高年層なら「倒産しかけてマイクロソフトに助けられた会社」という悪い認識があったかもしれないが、しかしそれ以上にiMacの成功や、Macの会社という認識のほうが強かっただろう。そのような、ほとんど認識のない状態からアップルが知名度を獲得するにいたった理由は、アップル製品の斬新さがそのまま会社に対するイメージに結びついていたからではないだろうか。では、マイクロソフトにもつ一般人のイメージはどうだろうか。決していいものではないはずである。となれば、マイクロソフトはソフトウェア事業で消費者にもたれた負のイメージを払拭する必要が出てくる。ここを見ているような方は思わないだろうが、「ZuneってWindowsの会社がつくってんでしょ?じゃあウイルス感染したりするの?」とか思われる可能性だって否定できないのだ。
マイクロソフトの優位点があるとすれば、「段階価格制」と「バンドリング」の許可により、音楽販売会社の協力が大いに期待できる点である。そしてまた、このサービスの開始とともに、iTunes Music Storeをはじめとする古参の音楽配信サービスは、マイクロソフトの行ったこの決定を追従せざるを得なくなるかもしれない。ただし、それはZuneが一定のシェアを持ちえた場合に限るわけではあるが。
