このカテゴリのすべての記事
- 史上最速のデータ通信サービス! イーモバイル「D01NX」を試す
- これで「2.0」?Docomo2.0の謎
- Docomo(ドコモ)、Windows Mobile搭載「hTc Z」発表 -Zero3と比較する
- シャープの携帯の一部、「みられまくっちゃ」でフリーズ
- NTT Docomo、PC定額制開始へ
- WX310K(京ぽん2)のソフトウェアアップデート
- 悪評続きのWalkman Connect Aシリーズ
- ソニー、新型ウォークマン「NW-HD5」はパクリ
- SL-C700にpdaXromをインストール
- ソニー、PDA(クリエ、CLIE)生産開発中止へ
- 最近の携帯電話は厚過ぎる
- ついに256kbpsパケット定額へ
- PSPはiPodキラーとなりうるのか
- マイクロソフト、iPod対策でソニーと手を組む?
直近の記事3件
2007年07月16日
史上最速のデータ通信サービス! イーモバイル「D01NX」を試す
史上最速かつ定額制、さらにはウィルコムの定額データ通信サービスとほぼ同じ価格設定にして10倍程度の性能(公証)を持つ、 イーモバイルのサービスがついに開始された。現状では基地局の数も少なくまたサービスエリアも狭いものの、 イーモバイルが公開している情報ではどんどんとエリア拡大をして言っているとのこと。事実、 東京都内でもエリア外の場所でつながるようになってきていることが確認されている。今日はこのイーモバイル対応のCF (コンパクトフラッシュ)対応型データ通信カード「D01NX」を用いながら、どれほどのスループットがでるのか、 またどの程度の実用性を持つのかをレポートしてみたい。

さて、上記の写真がネットインデックス社製CF型データ通信カード「D01NX」である。 このカードは現在ではWindowsのみの対応となっているが、将来的にはMacやWindows Mobile、 Zaurus等への対応が予定されている。端末のインストール自体は簡単で、 ドライバやユーティリティ等をインストールすればそのままユーティリティを使用した通信が可能となる。購入時店員に尋ねてみたところ、 やはりWILLCOMからの移行が大変に多く、月額6000円にして最大3.6Mbpsの通信が可能であることへのウケは非常に良いという。
(D01NXをFMV LOOX P70U/Vにさしたところ)
なお、このD01NXには外部アンテナも付属しており、使用することで感度を上げることができる。
スピードはいかほどか?
さて、誰もが気になるのが「果たしてどの程度の速度が出るのか」ということである。 イーモバイルのサービスはいくらHSDPAを採用し高速な通信が可能になっているとはいえ、 周りにも利用者が多数存在し一つの基地局へトラフィックが集中すると、必然的にスループットが低下してしまうことが考えられるからだ。 そこで今回は電波が4本の場所、電波が1本の場所それぞれでスピードテストを実行した。 スピードテストにはspeed.rbbtoday.comのサービスを利用した。
結論からいえば、電波が4本の場所では下り速度が2.81Mbps、 上り速度が60kbpsであった。公証値が下り3.6Mbps、 上り384kbpsであることを考えると、非常に良い結果が出たのではないか。電波状況の良い場所では、 イーモバイルのサービスはかなりの威力を発揮することが見て取れる。また、電波1本(たまに圏外になることもある)では、 下り速度が384kbps、上り速度が30kbpsであった。 電波がバリバリ立っているところと比べれば劣るものの、それでもかなりのスピードが期待できることが見て取れる。
それでも欠点がある…
イーモバイルのサービス自体の欠点ではないのだが、D01NXには致命的な欠点がある。 それは発熱がひどいことである。今回FMV LOOX P70U/VというA5型モバイルノート端末で試した結果、D01NX本体はかなりの熱を持ってしまった。どうもこの「発熱がひどい」 というのは随所で報告ようである。このカードはWindows Mobile端末やZaurusにも対応する、とのことだが、 この発熱から考えると、PDAで使用するのはかなり大変なのではないか、と考えることができる。事実某氏はこのD01NXをVaio typeU(ゼロスピンドルモデル)にて使用してみたところ、CFスロットが大変に熱くなり手で持てる状況ではなかったという。 下手するとD01NXだけでなくPDAやPC本体を壊しかねないほどの発熱なだけに、 次回の機種ではこの部分に絶対的な対策が必要なのは明らかだろう。
なお、PCカードスロット型のD01NEではそのようなことはおこらないということなので、 モバイル端末で利用する予定のない場合はこちらを選択したほうが賢明だろう。
いずれにせよ、このイーモバイルの端末はそれなりのノートPCを使用し、またエリア内であれば、かなりの実用性を持っている。 外出先で高速なインターネット環境が必要である場合、WILLCOM社製品を使用するよりも確実に満足度が高いだろう。 もちろんエリアが狭いという致命的な問題はあるものの、これは徐々に解消されていくと思われる。Windows MobileやZaurus対応のドライバが早く出てほしいものだ(もちろん熱の問題はあるが・・・)。
2007年05月19日
これで「2.0」?Docomo2.0の謎
NTT Docomoが「Docomo 2.0」と称した大々的な宣伝を行っている。「2.0」 というからには今までとは全く違ったサービス、あるいは料金体系を期待するしかないと考えていたのだが、 現実はもっと残酷であった。つまりDocomo2.0は全く革新的でも、あるいはユーザーの心をひきつけるものでもないということである。 果たしてこれのどこが2.0なのか、疑問に思った方も多いのではないか。今回は「Docomo2.0」に関して具体的な紹介をした後、 改めてその考察を行いたい。
Docomo2.0がついに始動した。しかしサイトを見ると、 Docomo2.0の具体的な内容は
- 904iシリーズの発表
- 2in1
- うた・ホーダイ
- 直感ゲーム
- DCMX
- ビデオクリップ
とのことである。また2ちゃんねるではあるサービスが開始されるのではないか(後述)との考えもある。
それでは、これらの「Docomo2.0」の構成要素に関して、ひとつずつ見ていきたい。
まずは904iシリーズの発表なのだが、これは単なる「新機種の発表」であって、革新的でもなんでもない。 またそれぞれの機種が強烈な個性を持っているかと思えば、そういうわけでもない。明らかに「2.0」 を名乗る資格があるとはいえないものである。ということで、機種の紹介は飛ばす。
2in1は確かに魅力的なサービスだ。各機種に物理的なスイッチがついていると尚良かったのだが、まあ、 ソフトウェアでの番号変更で問題はない。完全に機能を入れ替えるとのことで、「自分の携帯に会社名義の番号を追加する」 といった使い方も今後出来るようになれば、法人契約の増加などが見込めるかもしれない。 基本使用量も945円とソフトバンクのホワイトプランを意識した価格構成になっており、その点は評価できる。
うた・ホーダイはNapsterの定額サービスを携帯電話からも利用できるようにしたサービスであるが、これに関してはどうも 「携帯電話で音楽を聴く人の絶対数」というのがどれだけいるのか考えなくてはならないと思う。実際、 街中ではiPodと携帯電話を併用する人が多く、まだまだ携帯電話で音楽を聴く人は少ない(それに音質もあまりよくない)。 また最大の難点はNapsterはそもそも邦楽が少ないという点であるため、これはどうしても解消しなければならないだろう。 定額サービスにするのであれば魅力的なコンテンツをそろえなくては意味がない。
直感ゲームは「SCH-S310」というSamsungが発売した携帯電話に同じような機能が搭載されていた。ただし 「街中で携帯電話を振るのは恥ずかしい」ということで、この機能自体はあまり利用されなかったようだ。実際日本でも「携帯電話を街中で振る」 ということは勇気を要するものであり、いくらDocomoが宣伝してもおかしな行動であることに変わりはない。それに携帯ゲームの「利便性」 「ちょっとした隙間、時間があれば出来る」という原則にも反している。この機能がどれだけユーザーに受けるかは未知数なのだが、 正直どうでもいい機能な気がしてしまう。
DCMXとビデオクリップは大して革新的でもないので省略。残るはこんなサービスである。

このサービスが「Docomo2.0」の仲間入りをするかはわからないが、 PHSユーザーがWILLCOMへ移転することを阻止するためのプランがこれであろう。 ただしソフトバンクにすら料金設定で負けているためどう考えてもPHSユーザーがDocomoに移転するとは思えない。 これが「2.0」?と思ってしまう内容だ。
今回のDocomo2.0というのは、確かに機能的には実験的・先進的なものである。ただしこれは「現状の変革」、つまり 「Docomo」から「Docomo2.0」への革新をもたらすようなものではない。なぜかといえば、現状の問題点 (料金プランでのau,ソフトバンクへの敗北等)を全く改善することなく、ただ単に「別の機能」を加えたに過ぎないからである。 ユーザーがauやソフトバンクに移転しているのは、それだけ両者に料金プランや端末における魅力があるということである。その魅力の中には 「2in1」も「うた・ホーダイ」も「直感ゲーム」もない。 つまりユーザーはDocomoが2.0で発表したような発展的なサービスに力点を感じているのではなく、もっと基本的、 根本的な部分にこそ着眼し、キャリアの選別を行っているのではないだろうか。 ユーザーがauやソフトバンクの何に惹かれてそちらへ移行していくのかDocomoはきちんとみつめ、 そのサービスを丸パクリするくらいの勇気は必要だろう。せめてダブル定額くらいはあってもよかったのではないか。 それすらできないということは、Docomoはまだまだ本当に負けるとは思っていないということなのだろうか。
Docomo2.0が持つ隠された意味、それは「1.0(=現状)からの脱却」ではなく、「ドコモニイテンゼロ」「ドコモに移転ゼロ」 、つまりMNPにおける敗北である。Docomo2.0は隠された敗北宣言だったのかもしれない。
2006年07月13日
Docomo(ドコモ)、Windows Mobile搭載「hTc Z」発表 -Zero3と比較する
まあ、はっきり言うとW-ZERO3のほうが良い。
これが報道発表資料。これを見ると、W-Zero3のほうが劣っているような印象を持ちますが、次の点でW-Zero3のほうが良いと思います。
- hTc ZはQVGAであるのに対し、Zero3はVGAである
- バッテリーがhTc Zはあまりもたない
- パケ・ホーダイに対応しないため、パケ死するかも
ちなみに、hTc ZがZero3に勝っているところは、
- hTc Zは軽い
- カメラが高精細
- キーボードが押しやすそう
- 小型
ということ。大きさの問題はhTc Zがかなり優位ですが、しかしW-Zero3[es]を使うことですべて解決します。それと、CPUがSamusung(サムスン)のものだということで、IntelのPXA270にくらべて若干性能が劣るかもしれない。(ソフトウェアの最適化度にもよる)
デザインとしては個人的にはかっこいいとはおもう。だが、日本っぽいデザインではない気がする。W-Zero3[es]のほうがデザイン面においても秀逸か。
Zero3との比較でどうしても大きく見えてしまいますが、実際には小さいです。っていうか、個人では入手できません。
