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2008年05月27日

PV4+AviutlでハイビジョンDivX動画を作る

先日PV4を購入した。PV4はD4端子を備えたアナログハイビジョンキャプチャボードで、別途チューナーを購入することで地上デジタルやBSデジタルをハイビジョン画質で録画することが出来る優れものである。最近は「フリーオ」というPCで地デジをTSのまま保存できる究極のキャプチャデバイスが登場したばかりだが、まだまだ品薄で入手できる見込みは低く、当分の間はこのPV4にお世話になりそう。
さて、そのPV4だが、そのままの状態ではアースソフト謹製の独自コーデックによるファイルしか作ることが出来ない。しかもこのファイル、1分あたり0.5GBと相当デカいファイルとなる。そこで今回はaviutl等を利用しハイビジョン画質のままこいつを圧縮してみよう。
とりあえずDivXがインストールされているのが前提。

まずは録画(キャプチャ)
エンコードの前に純正のPV.exeで何らかの番組を録画しておく必要がある。地デジなら1440x1080i、BSデジタルなら1980x1080iに画像サイズを設定し、録画しておこう。

用意するもの

もちろんaviutl、DivXがインストール済みであることは前提。必要に応じてLameなどもインストールしておきたい。なお、圧縮コーデックとしてはH.264やXvidのほうが優れている面も多くあるが、今回は互換性や扱いやすさからDivXを選んだ。いずれコンピュータの性能が高まればH.264が一般的になっていくだろうし、その方が良いのだが、現状ではエンコードに時間がかかりすぎるため非現実的。
ちなみにE6600を3.0GHzで動かしたマシンにおいて、ソースにもよるがDivXで再生時間の2倍~4倍、H.264の場合4倍~6倍かかる。
さて、それでは設定をしていく。

0.準備段階
まず、「自動フィールドシフトインタレース解除プラグイン」をダウンロードしたら解凍し、中に入っているafs.aufをaviutlのインストールフォルダにぶち込もう。また「PV3 Aviutlプラグイン」の中身と「拡張AVI出力プラグインplus」の中身も同様にぶち込む。そしてaviutlを起動する。
まず、「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」にて「最大画像サイズ」を1980x1080に設定し、また「画像処理のスレッド数」をデュアルコアなら2、クアッドコアなら4に設定。その後一度aviutlを終了し、もう一度起動する。
もう一度起動したら、PV3/PV4で録画したファイル「**.dv」をaviutlで読み込む。

1.画像サイズをいじる
「設定」から「サイズの変更」を選び、1440x1080iで録画した場合は「1440x810」、1980x1080iの場合は「1980x1080」と入力しておく。

2.インタレース解除を設定する

インタレースってなんぞや?って場合はこの辺を参照のこと。
Field1

まず、「設定」から「インタレースの解除」を選び「自動フィールドシフト」と「トップフィールド→ボトムフィールド」を選ぶ。ちょうど上の図のような形になる。その後「自動フィールドシフトの設定」を選ぶと、次のような画面が出る。

Field2

とりあえず、

  1. 通常放送の場合「残像最小化」を指定
  2. アニメや映画の場合は「映画/アニメ」を指定
  3. スポーツ中継や動きの激しい番組の場合「動き重視」を指定

しておけば間違いはない。「24fps固定」などはとりあえず使用しない。

3.出力する
あとは出力するだけ。だがここでは「自動フィールドシフト」で選んだものによって処理方法が若干異なる。

3.1.「動き重視」を指定した場合
「ファイル」→「AVI出力」を指定する。ビデオ圧縮、オーディオ圧縮をそれぞれ指定しそのまま保存をすればOK。

3.2.「残像最小化」「映画/アニメ」を指定した場合
「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張AVI出力plus」を選ぶ。「ビデオ圧縮」を選ぶとそこにビデオ圧縮と音声圧縮ふたつの設定が出来る画面が出てくるので、そこで設定を行う。

Ws000001

出力フレームレートは「120fps」とし、一番下のPlus欄は「自動フィールドシフトv7対応」と「ビデオ先読みスレッド」(マルチコアCPUの場合)にチェックをする。
で、問題の上の部分だが、今回は先もあげたように圧縮プログラムにDivXを使用した。DivXの設定はこんな感じ。

Divx-Bitrate-1

放送時のビットレートが地デジの場合は17Mbps、BSデジタルの場合は22Mbpsなので、それを考えてビットレート(レートコントロールの場所にある、**kbpsという値)を指定するのが良いだろう。なお、エンコーダプリセット値は(利用する場合は)6~8が良い(上の図では3となっているが、これでも質は悪くない)。また、レートコントロールでは「品質依存」での設定も出来るが、その場合はターゲットクォンタイザーを3から5程度に設定すると良い(ちなみに数字がデカくなると品質は下がる)。
オーディオの設定はLame MP3を利用するのがよいだろう。コーデックのインストールはこの辺にのっている。なお、5.1chソースの場合はAC-3でエンコードしても良いと思うが、5.1chソースの番組なんてWOWOW以外ではあまり見ない。

とりあえず以上の設定でハイビジョンDivX動画を制作することが出来る。次回、DivXコーデックのプリセット設定やH.264でのエンコード方法をちょろっとだけ紹介してみる。

admin: 12:22