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この月の全記事リスト
- 滝川高校でおこったいじめ自殺事件……ネット(2ちゃんねる)での噂情報
- 「アベする」(安倍する)から「アサヒる」(朝日る)へ……ネット発のスラングとなるか?
- 「学校裏サイト」の現状 -神戸自殺事件との関連も
- 名大生サークル「HUCK」が鳥取砂丘に落書き→炎上へ
- 新iPod nanoは不良品?「液晶が傾いている」件を検証 -傾きは存在するのか
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2007年09月28日
滝川高校でおこったいじめ自殺事件……ネット(2ちゃんねる)での噂情報
滝川高校で起こった高校三年生のいじめ自殺事件が波紋を広げている。2007年7月に高校三年生の男子生徒が5時間目の授業中に飛び降り自殺し、ポケットの中から同級生(「フットサル同好会」の人間)5人の名前が書かれた遺書が見つかった事件のことだ。
マスコミの報道にあるとおり、この事件では加害者生徒が被害者生徒に対しかなりのいじめを加えていたことが明らかとなっている。先に当サイトでもレポートしたように、いじめの原因の一つには「学校裏サイト」における下半身画像の公開が含まれていたりと、かなり悪質ないじめであることがうかがえる。
さて、この滝川高校における事件であるが、事件直後から滝川高校生徒、あるいは関係者を名乗る人物が多数2ちゃんねるに出現し、多くの情報をリークさせている。先日週刊新潮に掲載された「精液白濁弁当」の一件も週刊新潮掲載前に2ちゃんねるに情報が出ていた。ただし中には「デマ」も含まれており、どの情報が正しいものであるのかは精査する必要がある。
今回は2ちゃんねるに掲載されていた「あやしい」情報を適当に羅列していくが、これが真実であるか否かは全く判別不可能であるため、各自で判断していただければ幸いである。
いじめの内容
高校に入学した平成17年4月ごろから被害者少年(Aとおく)は仲間数人からいじめを受けるようになっていた。Aは成績も優秀で生徒会長にも立候補するような明るい人間であったが、いじめの標的となってしまったようだ。
平成18年4月、Aと加害者生徒3人が所属するフットサル同好会の情報交換サイトが開かれる。しかしほかの集団(DQN集団?)から「あいつらは仲良すぎ」と冷やかされたため、A以外の3人はサイトの運営から離脱する。ここで離脱した3人のうち1人は下に出てくる「B」。この3人はいじめの主犯格であるDQN集団に半ば服従する形でAに対するいじめに加担していった。
同時にAに対する性的な嫌がらせも加速した。これら嫌がらせの加害者は滝川高校のDQN集団だが、中には「DQN集団が怖い」との理由からいじめに加担した人間もいた。ここで出てくるのが「高校2年の時はAとライバル関係にあった」という人物、Bである。BはDQN集団を恐れたためにいじめに加担した。なにせ滝川のDQN集団は日頃からひ弱な連中を大声で威嚇し、殴りつけるなどの暴力を繰り返しており、「決して逆らうことのできない」集団であったのだ。
さて、肝心のいじめの内容だが、まずDQN集団は屋上にAを連れ出し、Bに対しAを押さえつけ、彼の陰毛を剃るよう命令した。Bはその後彼の性器をしごき、射精するまでの一部始終を携帯電話で録画、例のサイトやゲイ出会い系サイトに実名・実住所とともにアップロードしたという。また同様に無理やり髪の毛をカットしたり、恐喝を繰りかえすなども行った。
その後もいじめは収まることがなく、Aは10人以上の生徒から恐喝されるようになり、また「金の収入源」と陰で揶揄されていることにショックを受けたという。5月には友人に「借金が30万円ある」と漏らすようになり、6月からは日雇いのバイトをして借金を返すようになった。友人には「昼休みにゲームをしていて、毎日数万円ずつ借金が増えていく」と語っていたという。実際には「嘘をついたら一回一万円」と要求されたり、偽ブランド品をブランド品と称して売りつけられたりと、非道ないじめをされていたようだ。また「性的ないじめ」の残虐さも極限に達し、BがDQN集団の命令からAの弁当に射精したり、あるいは消しゴムのカスと弁当の中身をすり替えたりしていたようだ。この「射精」のさいにはAの画像が使われており、DQN集団は「Aの元親友であるBが、Aの写真を使ってその弁当に射精する」という異常行動を楽しんでいたと思われる。そしてそのあと、Aは自殺した。
Aが自殺した後、DQN集団はサイゼリアで対応を協議し、その結果「何もなかった」ことを装うことにした。悲しみを偽装したのだ。
なお、上で出てきた「B」はS.H.、「DQN集団」はS.T.やR.K.を指す。
2ちゃんねるより
65 名前:実名攻撃大好きKITTY[sage] 投稿日:2007/07/05(木) 06:30:53 ID:7uLWE14KO
ありのままの事実を書く
彼と一緒に帰ったとき、遺書書いて自殺未遂したと言っていた
だが怖くて思い止まった、その矢先の出来事だった
カコイは彼をいじめるなよ、と軽々しく言っていた事を思い出した
「カコイ」は生活指導を担当している教員の名前であるという。この書き込みを見る限り、生活指導担当の教員は被害者生徒へのいじめが存在する事実を知っていたようだ。
73 名前:実名攻撃大好きKITTY[] 投稿日:2007/07/05(木) 11:12:23 ID:lBk2ItjLO
休み時間に廊下でサッカーしたりトイレでタバコ吸ってるやつらを廃除してほしい
このような書き込みは非常に多い。思うに、滝川高校はいわゆる「DQN」を野放しにしている「DQN高校」なのだろう。
108 名前:実名攻撃大好きKITTY[] 投稿日:2007/07/05(木) 21:31:35 ID:0f4zH97CO
野球部の暴行事件、教師の息子の窃盗事件はいずれももみ消して、窃盗かどうか怪しい生徒が退学になるのはおかしくないか? アーチェリー部顧問096は早く辞職すべきだ
高野顧問もそうだが、身内を守ろうとしすぎ。身内を守るというか、自己の保身というか。今の校長だってそうだ。今日の説明会では「滝川ルネッサンス」とかふざけたこと言ってたらしいが。もっと誠意のある謝罪が出来んのか。
野球部、アーチェリー部、滝川ルネッサンスという、今となっては非常に親しみ深い用語が登場。現在の情報として、「アーチェリー部顧問のOは息子が野球部による被害者生徒へのいじめ事件にかかわっているため、この事件を積極的にもみ消した。いじめの舞台とされている屋上にはアーチェリー部の練習場があり、普段はかぎが掛かっていて顧問がそれを管理している。しかし屋上が使用されたということは……」というものがあるが、これもここから発展したものだろうか。
126 名前:実名攻撃大好きKITTY[sage] 投稿日:2007/07/06(金) 00:19:32 ID:BbS4fkEK0
今日の保護者説明会、いじめのことは隠そうとしたらしい。
最後の最後に、保護者からいじめに関して質問がありようやく言及したとか。
いじめや遺書に関しても、まだ捜査の段階だからと公表しなかったそう。
質問した人、拍手喝采を浴びたってよ。うちの親が言ってたから間違いない。
128 名前:実名攻撃大好きKITTY[] 投稿日:2007/07/06(金) 00:45:16 ID:bxJAmcqD0
保護者会では、イジメの質問に対して、調査中だから調査の結果は後日報告しますといったようだ。143 名前:実名攻撃大好きKITTY[sage] 投稿日:2007/07/06(金) 14:01:43 ID:6XUGqbaG0
今日担任がテストの後20分くらい時間割いてこの件について話してた
たとえばいじめがあっただとか
かつあげがあっただとか
そういう噂はたとえやっていなかったとしても自然と広まってしまうもの
担任も学校側から詳しく知らされてない様子で
警察によって自殺であることは断定されている
と言うことしか分からないと
困惑の表情で語っていた
最後にひとつ
この事を口外することは慎めと
あることないことがごっちゃになって混乱するので
学校側の審議を待て
ということだった187 名前:実名攻撃大好きKITTY[sage] 投稿日:2007/07/07(土) 21:58:14 ID:1T0a+sgKO
かつあげに近いことや、出会い系を狡猾に使ったいじめを受けていたのは間違いないよ。196 名前:実名攻撃大好きKITTY[sage] 投稿日:2007/07/07(土) 23:35:49 ID:1T0a+sgKO
>>193
何度か出ているように尊厳とかの問題あるし。
知ってどうしたい?あそこまで書いたんだから容易に想像できる。今日担任が、2ちゃんねるの情報や報道陣に踊らされるな、と明言してびっくりしたわ。
暗黙の了解なところあったと思うんだけど、簡単に打ち破りやがった。333 名前:実名攻撃大好きKITTY[] 投稿日:2007/07/12(木) 19:46:33 ID:rPTTo7nCO
学校でネットへの書き込みをするなって言ってた338 名前:実名攻撃大好きKITTY[] 投稿日:2007/07/12(木) 22:50:16 ID:45tsRbbo0
>>333
俺のクラスでも言われた。先生も見てるって事だろう。
「学校側の工作員がいる」という情報もこの辺が起源だろうか?
その他、既婚女性板やニュース速報+板には次のようなレスも見られる。
300 名前:可愛い奥様[] 投稿日:2007/09/28(金) 15:57:57 ID:d8ieWagY0
奥様方燃料投下です
加害者の親は自分達が被害者だと騒いでる模様w603 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/09/28(金) 13:55:57 ID:781Tl88G0
加害生徒と書かれている生徒の親が束になって警察に乗り込んだって話はこの辺りだとかなり有名。
学校にもちょくちょく来ているみたいだし。親同士が横で連携して、学校と一緒に抵抗している模様。
DQNの親もDQN、と…。ちなみに、最新の既婚女性板にはこんな書き込みも……。
62 名前:可愛い奥様[] 投稿日:2007/09/28(金) 22:50:45 ID:gf9H251m0
シャレニナラナイクライ、ハンニンサガシシテル
ミンナコノワダイヲクチニシナイ
アイツラハイシャニイクジカンイガイハハンニンサガシ
キョウシモアテニナラナイ
テカアイツラモキョウシモビビッテル
モットヒドイコトガワカラナイヨウニ78 名前:可愛い奥様[] 投稿日:2007/09/28(金) 22:53:25 ID:gf9H251m0
スイマセンビップニカキコシタカッタノニマチガッタ
ケイタイカラハミンナシナイ
バレタラスンデラレナイシ
Aクンノヨウニナリタクナイヨ
「シャレにならないくらい犯人探ししてる。みんなこの話題を口にしたくない。あいつらは医者にいく時間以外は犯人探し、教師もあてにならない。ってかあいつらも教師もびびってる。もっとひどいことがわからないように…」「すいませんVIPにカキコしたかったのに間違った。携帯からはみんなしない。ばれたら住んでられないし。Aくんのようになりたくないよ」
これはおそらく、逮捕されていない残りの主犯格が「誰がネットに書き込んでいるのか」を盛んに探している、ということだろう。「主犯格による流出犯探しが行われている」という話はいろいろな所に書き込まれている。つまり、この書き込みが真実ならば、「教師も主犯格も、これ以上ひどい事件の内容を知られないよう、言葉狩りをしている」ということだろう。なお、この「犯人探し」はネットでも行われていたようだ。というのも、実は上の「白濁弁当」情報をリークした少年がいるのだが、この少年は事件後転校したらしい。そして転校先の情報がことごとく加害生徒にばれているというのである……。そんな彼を、DQN集団がおいつめている。
75 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/09/24(月) 02:16:13 ID:JZGhmjiw0
カタカナ漢字の全書き込みを保存してある場所教えてくれ115 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/09/24(月) 02:29:34 ID:JZGhmjiw0
【少年の名前】、お前ホモのヤリ部屋に避難してたんだってな
西に逃げたはずなのに、何で【地名】にいるんだよ。
【削除】転校先に連絡しときますね。
人生破滅するのはお前のほうだよ、【名前】。俺たちが関係のないことで死にそうな悩みを抱えている時にお前はホモにはめられてよがってたんだよな。
精子かけたのはお前の妄想だろ。129 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/09/24(月) 02:33:18 ID:JZGhmjiw0
【地名】の【学校名】だっけ?ぜってー押しかける。146 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/09/24(月) 02:37:35 ID:JZGhmjiw0
それと、【地名】にはまだ両親と【地名】の兄がいるようだな。156 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/09/24(月) 02:39:51 ID:JZGhmjiw0
出てこいよホモ【名前】。
お前がほとぼりがさめてきた頃に「やあ久しぶり」とか仲良かった奴に話しかけても、
悪いけど味方は誰もいないよwww関西の大学に来たら・・・授業どうなるかわかるよなw
213 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/09/24(月) 02:54:30 ID:JZGhmjiw0
ばらした漢字カタカナ【名前】は逃げた夜は【地名】の【地名】ってホモのヤリ部屋に泊まってた
ネットカフェ難民なんて大嘘転校先、即退学ですねwwwww
というように、「少年の転校先」が見事にバラされている。これは先ほど上に書いたアーチェリー部顧問の教師Oから息子O、そして生徒に情報がばれたのではないか、と推測されている。いずれにせよ、情報をリークした人間を追わなくてはならない、つまりこれ以上情報を流されると自分の身に危険がせまってしまう人物がまだ学校に潜伏していることが予測できる。
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/09/28(金) 23:06:29.12 b1oPN7Ev0
ワルイノハゴクミダケジャナイ
ガクネンチガウケド、オレタチモHミテミヌフリシテタ
アンナカイモノイガサレテキヅカナイワケナイヨ
マワリモオナジダケドアイツラガコワクテイエナイ
ドウシテイイカワカラナイケド
アイツラハユルセナイ
「悪いのは五組だけじゃない。学年ちがうけど、おれたちもHみてみぬふりしてた。あんな買い物いかされて気付かないわけないよ。周りもおなじだけどあいつらが怖くて言えない。どうしていいかわからないけど、あいつらは許せない」
このことから、学校全体で何らかの「規制」が行われているのかもしれない。
最後に、こんな情報も。
970 :少年法により名無し:2007/09/28(金) 20:06:01 O
今朝、タイのバンコクから帰国したけど、現地のニュースは、ミャンマー情勢の次に日本のイジメの実態と言う特集組んでやっていました。滝川高校は名指し、校長は及び腰のヘタレだ!と辛辣に批評。
当方、タイ語が話せるので、日本では考えられない禁止語句が沢山。
あの写真もボカシ無しで公開されてた。
最低、周辺5ヶ国の市民が見ていた事になります。
因みにこのニュース番組、平均視聴率40%越えていますよ。世界の恥。
このいじめ問題は、今後どう決着がつくのだろうか。
※事実の相違その他の情報はthirjapan@gmail.comまで。
2007年09月27日
「アベする」(安倍する)から「アサヒる」(朝日る)へ……ネット発のスラングとなるか?
朝日新聞が「アベする」という造語を作り出したのが9月26日。ことの発端は朝日新聞に掲載されたこの記事である。
コラムニストの石原壮一郎さんは「自分勝手な美学で情報を隠し、国民を混乱させた」と話す。 辞任時に体調不良を明らかにしていれば無用な混乱はなく、イメージダウンも防げたのではないかと指摘する。
「『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる。仕事も責任も放り投げてしまいたい心情の吐露だ。そんな大人げない流行語を首相が作ってしまったのがカナシイ」
コラムニストの石原壮一郎という人物が作り上げ朝日新聞が広めようとした造語「アベする」。記事にも書かれているように、無論責任を半ば放り投げてしまった安倍首相を揶揄してつくられた言葉であるわけだが、実際にグーグルで検索してみると「アベする」について言及しているサイトはすべてこの朝日新聞の記事が作られたあと。ひとつくらい「最近私の周りでアベするということばが流行している」などと言及しているブログ・サイトがあってもおかしくないが、そういった類も全くない。つまり、この「アベする」という言葉自体が朝日新聞の作った造語であるわけだ。
思えば朝日新聞による安倍たたき・安倍おろしは常軌を逸していた。特に週刊朝日による批判はひどい。今年の4月頃には「山口組系水心会と安倍首相の関係を警察庁幹部が激白」などという記事を書き多くの批判を受けたのは記憶に新しいが、どうやら週刊朝日と安倍首相の対立は「NHK問題」から続く長い長い戦争となっているようである。
おっと、話がそれた。とにかく、朝日新聞は「安倍する」(アベする)という言葉を作り上げた。これに対抗するかのように、ネット上では「アサヒる」(朝日る)という言葉が文字通り造られた。専用サイトまでできており、「アサヒる」という言葉が2ちゃんねるでは徐々に普及(というか、意図的に広まる)してきている。
さて、アサヒるとはどのような意味なのだろうか。アベるが「責任を半ば放り投げること」であったのに対し、アサヒるは
捏造すること。
事実でないことを事実のように拵えて言うこと。
ないことをあるようにいつわってつくりあげること。
と定義されている。まさに朝日新聞……。2ちゃんねるでは以前から朝日新聞の行動として「珊瑚」の件が取り上げられることが多かったが、これや今回の「アベする」の件などから考えてこの言葉が作られたのだろう。
ちなみにwikipediaの「石原壮一郎」の項目には
2007年9月12日、病気療養中の安倍晋三首相が記者会見で辞任についての謝罪をした時、石原は朝日新聞のコラムで「最近の若者の間では『アベする』という言葉が流行している。安倍首相が体調不良を理由に辞任した事に例え、仕事も責任も放り投げだすという意味であり、そのような流行語を首相が作ってしまったのがカナシイ」と評した。
しかし、ネット上では、実際にはそのような「流行語」は無かったとする見方が大勢であり(現に、このコラムがネット上で話題に挙がるまでは、検索エンジンにすらかからず、現在の検索結果は全てこのコラムに対することである)、大規模匿名掲示板などでは、この記事を掲載した朝日新聞を皮肉った『アサヒる』という言葉が誕生(メディアにおけるの語源は、日本文化チャンネル桜の番組「報道ワイド日本(火曜日版)」にて、キャスターの桜林美佐が、朝日新聞が社説において「アベる」を取り上げ、事実を捏造し世論を誘導しようという意図を皮肉った「アサヒる」という発言が発端である)、有志によって普及を目指すための専門サイトが準備される現象に発展した。『アサヒる』とは「捏造する」「でっち上げる」「執拗にイジメる」というような意味と定義されている。
なお、『アベする』という造語を、流行語として既成事実化しようとしたことは、全国の不特定多数の「アベ」姓の人に対する人権侵害と取れるという意見があるほか、実際に流行語となった場合、学校などでのイジメを誘発する可能性も指摘されている。
と皮肉めいたことが書かれており、大変面白い。さらに、人物紹介のところには
趣味は造語。特技は幻聴・幻覚。
と書かれている。「156cm」のときのような編集合戦が起こるのではないかと思うと、少しわくわくする。
それにしても、「ジャーナリスト宣言」をした朝日新聞が、「流行ってもいない言葉を作り上げて人を中傷する」などという、まるでいじめの加害者のようなことを行ってしまったことは問題がある。たとえ石原がジョークで書いたことだとしても、今回行われたことは「いじめという感覚はなかった」「からかっただけだった」「ほんのジョークのつもりだった」と語るいじめ加害者の論理と同じである。週刊誌とは違う「クオリティペーパー」を自称する朝日新聞なのだから、さすがにこういう「憎いし苦痛」レベル、週刊誌レベルの記事は掲載しないでいただきたい。天声人語も素粒子の引き延ばし版みたいな単なる皮肉記事になっているし、どうしたものか。
2007年09月20日
「学校裏サイト」の現状 -神戸自殺事件との関連も
インターネットを利用したいじめが問題になりつつある。いわゆる「学校裏サイト」を生徒個人が制作し、そこで特定の個人を誹謗中傷するという構図になっているようだ。
今回神戸で発生した高校3年生の男子生徒が自殺した事件に関しても、「学校裏サイト」で当人に対し常軌を逸したいじめを行っていた疑いがもたれている。
47NEWSにて配信された記事には、次のように書かれていた。
神戸の私立高校で飛び降り自殺した3年の男子生徒(18)が、同級生の少年(17)から現金を要求されていた恐喝未遂事件で、インターネットサイトに、生徒の下半身の写真が掲載されていたことが19日、分かった。
このサイトは既に閉鎖されているが、兵庫県警は、逮捕された少年を含む同級生らのグループが写真の掲載に関与した疑いもあるとみて調べる。
学校関係者によるとことし春、「裏サイト」と呼ばれる掲示板に、自殺した生徒の裸の下半身を撮影した写真が掲載された。写真を見た友人が「これはいじめやぞ」と言うと、この生徒は「罰ゲームやから」と答えたという。
「学校裏サイト」を利用したいじめというのは、年々一般的になりつつある。「匿名性」というネットの性質を生かしたあたらしいいじめの手法は「犯人が分からない」「誰が関与しているのか、誰が本当の味方なのかわからない」という強い恐怖感を被害者に与え、また「広まってほしくないいじめの手法がどこまでもひろがってしまう」ことに対する懸念すら与えてしまうだろう。今回はこの「学校裏サイト」の現状に関して考えてみる。
個人的な話になるが、私の学校にもある種の「学校裏サイト」が複数存在していた。私が知っている限りでは、学年のとある女子に対して男子がセクハラまがいの発言をしたり、あるいは「そういった類の」写真を掲載するようなサイトであった。こういうサイトがネット上にごろごろ存在していることにかなりびっくりしてしまったのだが、それ以上に自分の知り合いがその「標的」、そして「運営者」となっているのを見ると、なんだか非常に残念な思いがしたのも事実である。
さて、「見て不快になるなら見なければいいし、そもそも(関係者以外)見に来ない」というのが彼らの論理だ。私を含む何名かはそのサイトの運営者にメールを出し、「こういうサイトの運営はやめたほうがいいのではないか」と諭してみたのだが、そこで何度も飛び出したのが上記の発言である。彼らは「インターネット=開かれた場所で、本来開かれてはいけない情報が流れていること」に対する倫理的感覚を全く持ち合わせていないのである。
私が思うに、彼らは仲間内で自分たちしか知らない秘密のサイトを運営していることが楽しくてたまらないのではないかと思う。さらにそこで、ある種の「秘密の情報」がやり取りされたり、「作戦」が練られたりすることに快感を覚えるのではないだろうか。秘密を共有した仲間とツルむ、というのはいつの時代においても楽しいことであり、それがインターネットを中心とした活動に変化してもおかしくはない。つまり、彼らにとって「学校裏サイト」とは「噂や秘密の情報がネットに保存されたにすぎないもの」、つまり何の罪悪感もなしに制作することができる不完全な会員制サイトであり、「外部に公開されている」「知らない人もアクセスする」ということを完全に意識していないのだ。
あれこれとネット(主に携帯サイト)を見回った感触として、パスワード制限を設けている場所があまりなかったことがあげられる。だからこそ上で「不完全な」と記したわけだが、これではひょんなことからアドレスを知った同じ学年の人間がその情報に触れてしまい、その後その情報が爆発的に知られていく、ということも十分に考えられる。それまでの「噂」はある程度のコントロールが可能であったが、一度だれの目にも触れられる場所に公開されてしまえばコントロールすることは不可能となる。
このような「不完全な会員制サイト」としての学校裏サイトがいじめに活用されてしまった事例、それが今回の事件であり、またそれ以外にも多くの「いじめ」に学校裏サイトが関与していることが明らかになっている。確かに、本人の目に触れない場所で計画を練ることに「ネット」は適した環境だ。だが被害者から見れば、
- 「自分を誹謗中傷しているサイトが存在する」ことに対する不安
- サイトを見つけてしまったことに対する不安
- サイトの内容に対する不安
- サイトに書き込んでいる人物がわからないことに対する不安
- 友人に対する疑心暗鬼
と複数の不安を抱いてしまう、大変残酷な「ツール」である。また、それが「文字」として残ることで、対象人物の将来にまで影響を及ぼしかねない。学校裏サイトを製作し、そこで「見えないいじめ」を実行することは断じて許されることではない。
しかしはっきりいって、「学校裏サイト」に対する対抗策は存在しないといってよい。「サイトの存在」が知られてもアドレスがわからなくては意味がないし、また「アクセスするな」というのも無理な話だ。やはり、親や教師、そして生徒個人個人が適切なリテラシーを身につけるしかない。特に、両親が「学校裏サイト」の存在とそれを抑制する技術的な対応策を熟知し、子供に通信機能を持つ機材を持たせる場合は適切なフィルタリングを行うことが強く望まれるだろう。また、この「フィルタリング」は社会全体が一致して行わなければ全く意味がない(友人の家や友人の携帯からアクセスすればいいだけの話となってしまうので)。子供達の環境変化に関する問題は「学校裏サイト」の登場で新たな局面を迎えようとしている。
