[Di]史上最速のデータ通信サービス! イーモバイル「D01NX」を試す
トップページ> モバイル , 2007年07月16日
史上最速かつ定額制、さらにはウィルコムの定額データ通信サービスとほぼ同じ価格設定にして10倍程度の性能(公証)を持つ、 イーモバイルのサービスがついに開始された。現状では基地局の数も少なくまたサービスエリアも狭いものの、 イーモバイルが公開している情報ではどんどんとエリア拡大をして言っているとのこと。事実、 東京都内でもエリア外の場所でつながるようになってきていることが確認されている。今日はこのイーモバイル対応のCF (コンパクトフラッシュ)対応型データ通信カード「D01NX」を用いながら、どれほどのスループットがでるのか、 またどの程度の実用性を持つのかをレポートしてみたい。

さて、上記の写真がネットインデックス社製CF型データ通信カード「D01NX」である。 このカードは現在ではWindowsのみの対応となっているが、将来的にはMacやWindows Mobile、 Zaurus等への対応が予定されている。端末のインストール自体は簡単で、 ドライバやユーティリティ等をインストールすればそのままユーティリティを使用した通信が可能となる。購入時店員に尋ねてみたところ、 やはりWILLCOMからの移行が大変に多く、月額6000円にして最大3.6Mbpsの通信が可能であることへのウケは非常に良いという。
(D01NXをFMV LOOX P70U/Vにさしたところ)
なお、このD01NXには外部アンテナも付属しており、使用することで感度を上げることができる。
スピードはいかほどか?
さて、誰もが気になるのが「果たしてどの程度の速度が出るのか」ということである。 イーモバイルのサービスはいくらHSDPAを採用し高速な通信が可能になっているとはいえ、 周りにも利用者が多数存在し一つの基地局へトラフィックが集中すると、必然的にスループットが低下してしまうことが考えられるからだ。 そこで今回は電波が4本の場所、電波が1本の場所それぞれでスピードテストを実行した。 スピードテストにはspeed.rbbtoday.comのサービスを利用した。
結論からいえば、電波が4本の場所では下り速度が2.81Mbps、 上り速度が60kbpsであった。公証値が下り3.6Mbps、 上り384kbpsであることを考えると、非常に良い結果が出たのではないか。電波状況の良い場所では、 イーモバイルのサービスはかなりの威力を発揮することが見て取れる。また、電波1本(たまに圏外になることもある)では、 下り速度が384kbps、上り速度が30kbpsであった。 電波がバリバリ立っているところと比べれば劣るものの、それでもかなりのスピードが期待できることが見て取れる。
それでも欠点がある…
イーモバイルのサービス自体の欠点ではないのだが、D01NXには致命的な欠点がある。 それは発熱がひどいことである。今回FMV LOOX P70U/VというA5型モバイルノート端末で試した結果、D01NX本体はかなりの熱を持ってしまった。どうもこの「発熱がひどい」 というのは随所で報告ようである。このカードはWindows Mobile端末やZaurusにも対応する、とのことだが、 この発熱から考えると、PDAで使用するのはかなり大変なのではないか、と考えることができる。事実某氏はこのD01NXをVaio typeU(ゼロスピンドルモデル)にて使用してみたところ、CFスロットが大変に熱くなり手で持てる状況ではなかったという。 下手するとD01NXだけでなくPDAやPC本体を壊しかねないほどの発熱なだけに、 次回の機種ではこの部分に絶対的な対策が必要なのは明らかだろう。
なお、PCカードスロット型のD01NEではそのようなことはおこらないということなので、 モバイル端末で利用する予定のない場合はこちらを選択したほうが賢明だろう。
いずれにせよ、このイーモバイルの端末はそれなりのノートPCを使用し、またエリア内であれば、かなりの実用性を持っている。 外出先で高速なインターネット環境が必要である場合、WILLCOM社製品を使用するよりも確実に満足度が高いだろう。 もちろんエリアが狭いという致命的な問題はあるものの、これは徐々に解消されていくと思われる。Windows MobileやZaurus対応のドライバが早く出てほしいものだ(もちろん熱の問題はあるが・・・)。
投稿者 admin : 2007年07月16日 18:07
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