[Di]新司法試験の内容が慶応義塾大・京都大の出題委員(植村教授など)からリーク(流出)?
トップページ> 社会 > 事件・事故 , インターネット > 事件・拾いネタ系 , 2007年06月07日
受験者に対して絶対の平等を約束しなくてはならない「試験」。 それがセンター試験や司法試験といった重要な試験であればなおさらである。しかしもしこれらの試験の内容が事前に外部に漏れていたとしたら、 どうするだろうか。もはやそれは試験としての体裁を成しておらず、多くの非難・批判を浴びることになるだろう。
しかし今新司法試験の内容が漏れていたのではないか?ということが、2ちゃんねる司法試験板を中心にまことしやかにささやかれている。 それはある一人の個人が書いたブログから始まった。
元ネタはUNDERSAILというブログ。 このブログの管理者が、司法試験の時期に次のような記事をアップした(現在は加筆・修正されている)。
公法系は、憲法・行政法とも、 慶應内部で2月から実施された試験委員の答練を受けた人が有利だったという印象。 都市計画法が出題されることもメールで示唆がありました。他の受験生が悩みそうなところを悩まずにすんだ人が多かったというあたり、 アンフェア。行政法は、問題に食らいついて解いたという実感があまりありません。
さて、これはどういうことだろう。
新司法試験は考査委員が主に試験の問題作成・採点を担当している。簡単にいえば、慶応義塾大学法科大学院に所属し、 新司法試験の考査委員である人物が、大学院内で答練(模擬試験のようなもの)を行い、 その内容と本番の試験内容が酷似していたということである。また、教授から出題範囲に関する情報がメールでリークしたという記述もある。 そもそも考査委員がこういった行為をすること自体が禁止されているのにもかかわらず、情報を漏らしてしまうとはいったいどういうことだろう。
ちなみに今回リークした行政法に関する情報は、 行政法は旧試験になかった科目であるということもあり非常に有用な情報である可能性が高い、とのことである。それだけに、 情報があれば非常に有利になった可能性は否定できない。
また別の記事には次のようなことが描かれている。
京都大→友人経由の情報によると、会社法は経営判断原則が出るそうです。昨日の公法系のことがあるので、 重点的に復習。
この記事の後、実際に経営判断原則が新司法試験に出題された。 つまり京大の友人が入手したという情報は正しい情報だったのである。 この情報がどこから出たのか明記されていないため詳しいことはわからないが、ここでも「何者かが試験情報を事前に外部に口外している」 ということがわかる。
もちろんブログの情報が真実であるか定かではないため、「問題が外部に事前に漏れていた」 と断定することはできない。院に在学していた方で、何か情報をお持ちの方はthirjapan@gmail.comまでメールを送っていただければ幸いである。
しかし一番の問題は問題制作担当者がロースクールで実際に教えており、また考査委員のメンバーが公表されている、 ということではないか。このような状況だと、これからこのような「的中」に近い状況が起こるたびに疑惑が発生することになる。 出題者が教えるということがないようなシステム作りをしなければ、疑惑が解消することはないだろう。
追記
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070623it01.htm?from=top
法科大学院の修了生を対象に先月実施された今年度の新司法試験で、出題と採点を担当する「考査委員」を務める慶応大法科大学院(東京都港区)の植村栄治教授(57)(行政法)が、今年2~3月、同大学院の学生相手に答案作成の練習会を開いた上、実際の試験問題と類似した論点を説明していたことが22日、分かった。やはり事実だったようだ。
投稿者 admin : 2007年06月07日 04:06
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