[Di]武藤亜澄さんバラバラ殺人事件(渋谷)に関するメディア姿勢 -mixiを利用するマスコミ
トップページ> 社会 > 事件・事故 , 2007年01月05日
武藤亜澄さんが自宅でバラバラ死体となって発見された事件は、「夢がない」となじられた次男の武藤勇貴容疑者が犯行を自白し、終了した。
東京都渋谷区幡ケ谷、歯科医・武藤衛さん(62)方の3階で3日夜、長女の短大生・亜澄さん(20)が手足など十数か所をバラバラに切断された遺体で見つかり、警視庁は4日、死体損壊容疑で、兄で予備校生の武藤勇貴容疑者(21)を逮捕した。調べに対し、勇貴容疑者は「(亜澄さんから)『夢がない』となじられたので殺した」と供述。亜澄さん殺害についても認めているという。エリート歯科医師一家を襲った惨劇は最悪の結末を迎えた。
「夢がない」−。妹からの言葉に、医師を目指し何年も勉強を続ける兄はキレてしまった。調べに対し、勇貴容疑者は「妹に『ゆうくん(勇貴容疑者)は自分が勉強しないから成績が悪い、と言っているけど本当は分からないね。わたしには夢があるけれど、ゆうくんにはないね』となじられ、頭にきて殺した。遺体を切り取り、部屋に隠した」と供述している。
(livedoorニュースより)
「兄が妹を殺す」という残虐性は、インターネット上でも話題となっている。そしてまた、やはりマスコミもこの事件の背景、家族の内情などを探っているようだ。というのも、被害者となった武藤亜澄さんはmixi(ミクシィ)に登録しており、その「マイミク」(mixi内で友達登録をした人)に対してマスコミの関係者が「取材メール」を送っているというのである。
上の投稿は、武藤亜澄をマイミクに登録していたある人物の日記を引用したものである。マスコミはmixiをも情報捜索のツールとして利用し始めたことがわかる。それにしても、マスコミというのは被害者の親族・友人のことを全く考えない人種なようだ。そこに事件があれば自分たちは無条件でそれを捜査する権利があると思いこんでいる。その周囲の人間に黙秘する、悲しむ権利があるというのに、それは自分たちの持つ情報を追求する権利よりも火急な存在だと思いこんでいる。
これだけでは終わらない。被害者の武藤亜澄さんは「高峯駆」という名前で劇団員をしており、そのブログまで発見されている。(現在は削除済み)
(ブログの投稿より引用)
マスコミは今後どのような報道をするのだろうか。おそらくインターネットで得た情報も活用しながら、また恣意的な報道、おもしろおかしく脚色し視聴者に強く印象づけられるような報道を行っていくのだろう。しかし、mixiから情報が得られる時代になったということは、つまり得ようと思えばメディアではなくとも個人(あるいはその集まり)の力で被害者や犯人に関する情報を探せる時代になったことを意味している。メディアが流す情報が本当に正しいのかどうか、mixiやブログなど、インターネットを活用することでわかるようになったのだ。
その点で、個人はメディアの報道を絶対的な真実とせず、一つの選択肢としてとらえることのできる時代がやってきたのかもしれない。それまでは我々はメディアの情報を鵜呑みにするしかなかったが、今ではそれを検証し、さらに情報を捜索することが個人の力で可能となった。たとえば、彼女の所属していた劇団に関しては、黒い噂が絶えない。劇団の名前を借りた売春斡旋団なのではないか、という指摘もある。これはmixiで彼女があるコミュニティーに記していた文章から類推できることであるが、こういったことがマスコミで流されるかどうかは微妙である。
投稿者 admin : 2007年01月05日 10:43
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