[Di]2ちゃんねる閉鎖騒動 -「差し押さえ」の実現性とひろゆきのこれから
トップページ> インターネット > 2ちゃんねる関連 , 2007年01月12日
Good Bye 2ch!!
ついにこの日がやってきてしまった。ZAKZAKの記事によると、「2chのドメインが差し押さえられる」とのことらしい。ちょっとまて、2ちゃんねるのドメイン、つまり「2ch.net」が差し押さえられると言うことはそれまでも多くの人間がやろうとしたに違いない。けれどもやられていないということは、2ch.netの所有者がひろゆきではないということなのではないか?
ということで、ちょっと調べてみた。
現在「2ch.net」にてWhoisを行うと、下記のように出る。
Whois info for, 2ch.net:
Registrant:
Monsters Inc
#602, 5-12-5
Shinjyuku
Shinjyuku-ku
Tokyo, TK 160-0022
JP
Domain name: 2CH.NET
Administrative Contact:
Nishimura, Hiroyuki info@pan.to
#602, 5-12-5
Shinjyuku
Shinjyuku-ku
Tokyo, TK 160-0022
JP
020-4622-8073 Fax: 020-4622-8073
ん?管理者はたしかにひろゆきとなっているが、登録者は別人だ。ちなみに、登録業者は●でおなじみのN.T.Technologyである。
もし「2ch.net」を競売にかけようとしたら、レジストラのIDとパスワードを使用してドメインを移管し、改めて競売にかけるか、もしくはN.T.Tecnologyに掛け合って直接ドメインの移管を求めるかどちらかになるが、そもそもN.T.Technologyは日本の会社ではないので、それができるかは怪しい。また、所有者自体もひろゆきではないので、どうなのだろうか。
弁護士の方は、以下のようなコメントをブログに書いている。
確たる根拠はないのですが、2ch.net というドメインの登録者はひろゆき氏個人の名義ではなく、どっかの外国企業だった筈です。この場合、強制執行(差し押さえ)をしようとする者は、ドメイン名の登録者を相手取って訴訟を起こして判決を取らないといけません。第三者名義の財産を差し押さえることは不可能とはいいませんが、法律実務家として考えると、相当に難しいのではないかというのが実感です。
「差し押さえ」というと、差し押さえの紙がペタペタというイメージがありますが(※)、東京都の会社員の男性(35)が有している権利は、あくまでも「500万円払え」という金銭債権ですから、「差し押さえ」の目的は、あくまでも 2ch.net を換金して、その売却代金を500万円の支払いに充当する訳です。
換金の手続きは、競売です。ドメイン名の競売をして、買主(競落人)が決まり、代金が支払われたところで、名義の書換えをすることになるのですが、外国の会社が素直に日本の裁判所の判断を受け入れて名義の書換えに応じるかは疑問です。
(弁護士山口貴士大いに語るより)
そもそも、2chドメインの登録者はひろゆき氏ではない。第三者名義の財産に対する執行というのはとても難しい。できたらビックリである。
私自身は、ひろゆき氏に対しては、「そんだけ稼いでいるのであれば、発信者情報開示は専門の担当者つけて迅速に対応するべき」と思っている。あと、債権者がひろゆき氏に強制執行しようがそれはそれで私の関知するところではない。
もっとも、ドメインに対する執行をやるとすれば、どのような手続になるのだろうかがとても疑問になった?
執行というからには、裁判所で競売手続をして、競落人が決定して代金を支払ったら、ドメイン登録者を書き換える手続をすることになるであろう。
どうやら、弁護士の見解としても、「それは無理」という意見があるのは確かなようなので、できるかどうかは微妙なようだ。だいたい、「2ch.net」がなくなったとしても、別のドメインにかえればいいだけであるし、またIPアドレス直打ちでアクセスするような手もある。2ちゃんねるそのものがなくなるわけではない。
ひろゆき氏の責任についてはどうなるだろうか。
個人的な意見であるが、ひろゆき氏には責任があると僕は考える。掲示板に名誉毀損があった、削除してくれない、管理者訴えた、賠償金。それが法的に認められ、かつ法律が十分に正しいのであれば、それは裁判所が判断したことなのだから、正しいのだろう。僕も実際そう思う。2ちゃんねるの規制に関しても、条件付きで賛成である。ただ、そんなことよりもまず、「情報リテラシー」「ネチケット」を養うことが重要なのではないか。最近は技術系の板もそんなに技術的、ディープな内容ではなくなってきたし、お受験板やニュー速VIP板などは小中学生の遊び場となってしまっていて、正直残念である。きちんとしたネチケットを持たないと匿名掲示板を使いこなすのは難しい。特定個人の誹謗中傷はその掲示板を管理する管理者に賠償金を払わせることで終わりにしないで、国家として情報教育にきちんと取り組む必要がある。現在、情報教育はほとんど行われていないが、それをどうやったら行えばいいのだろうか?まあ、簡単だろう。高校受験並びにセンター試験に国公立大学・高校必須科目として入れてしまえば皆勉強する。勉強の過程では、たとえば自分が誹謗中傷されているようなページを作り、それを読んでどう思うか考えてみればいい。
ひろゆき氏も、公の場で発言したいのならば、さっさと賠償金を払わないと社会の理解を得ることはできないと思う。もっとも、2ちゃんねるという存在を管理する人間が、社会の理解を得たいと思うのかどうかが焦点となるとは思うが、ひろゆきだって人間なのだから、自分が必要以上に中傷されることには耐えられないだろう。2ちゃんねらーの論調が「賠償金払え、じゃないとWEも公明党も朝鮮も部落もどうにもならんのだ。『違法掲示板に群がる廃人』だと思われる」というものに変われば、おそらく彼はしぶしぶ賠償金を払うのではないだろうか。それはそれで2ちゃんねるの社会化を嫌う勢力が阻止する気がしないでもないが。
結局のところ、「ドメイン死すとも2ちゃんねる死なず」というところでは?
投稿者 admin : 2007年01月12日 23:45
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