[Di]イーホームズ藤田東吾社長が耐震偽装問題をyoutubeで語るビデオ
トップページ> 社会 > 事件・事故 , 2006年10月25日
日本を震撼させた耐震偽装問題。その中核にもいたイーホームズの藤田社長が、この問題についてコメントを行うビデオが今後数回に分けて放送されるようです。放送場所はあのyoutube。
youtubeが「弁論」の場として使われるというのは、なんだかインターネットの未来を感じさせて非常に面白い試みではありますが、もっと面白いのは藤田社長の答弁の内容です。
ビデオ自体はノイズが酷いので、当サイトではすべてをテキストでも説明する予定です。
今回のビデオはその1話目と題され、藤田社長自らが「なぜyoutubeにビデオをアップロードするに至ったか」ということと、今後話していく話題について述べられています。
冒頭では、
政府によって報道規制されているため、国土交通省による耐震偽装問題の隠蔽についてマスコミに載ることはない。
国民の命が危険であるので、通告しなくては行けない仕事上の義務があり、行動に及んだ。しかし、誰も協力してくれない。国土交通省が自ら地方行政の役所とともにマンションの耐震偽装の事実を隠蔽してしまった。安倍首相に伝えようとしたが、アポを取っておいたのにも関わらず、合えなかった。警察や責任者が一生安倍首相に会わせないと語っている。だから、youtubeに投稿することにした。
と語っています。
これがyoutubeにアップロードされた、イーホームズ藤田社長が耐震偽装問題を語るビデオです。どうやら、自家撮りのよう。
内容は、今後7個〜8個に分けてアップロードされる旨が書かれています。その内容とは、
- なぜ今の段階で行政が隠蔽したという事実を報道するのか
- きっこのブログに情報提供をした理由(日本のマスコミが伝えてくれない理由)
- 他の物件に置いても耐震偽装が行われているということの信憑性について
- 耐震偽装の全責任は誰にあるのか(旧建設省、国土交通省、そこから天下った人間で構成される日本建築センターに責任がある)
- 北側前国土交通大臣にも話したのに、200万以上もある耐震偽装物件に関する政府の追及はなく、また年間10万件も立てられている偽装物件についての追及もない
- 武部前幹事長は「耐震偽装建築問題は経済を失速させる」といったが、国民の命と経済どちらが重要なのか。また、むしろ再建築により経済は豊かになる
- 耐震偽装の原因(公務員、政治家、一部の利権業者による隠蔽)
となっており、
- 今後引き渡されてしまうような耐震偽装マンションもあり、そのマンションは120名以上の住人が住む予定である
- 多数の建築物は偽装建築されている
- 偽装建築、耐震偽装は国土交通省の制度がもたらした欠陥である
という衝撃的な内容が書かれています。実はこの内容、すでに藤田社長の関連ブログにて明らかにされているのですが、その内容が自分から発信された物であると裏付けるために上記の行動をとっていると考えられます。また、「最後の証拠」は現在TBSが預かっているということで、TBSがどのような報道を行うのか、報道機関としての使命を果たすのかが見物です。
5. 新耐震基準以降でさえも、日本には200万棟の偽装建築物の存在可能性がある
平成十八年五月二十二日に、当時の北側国土交通大臣は、非姉歯物件の103物件をランダムサンプリングして、構造計算図書の偽装を調査したところ、15棟(14.5%)の改ざんを発見しました。一年間に日本で建つ建築物は約70-75万棟です。単純計算するなら、年間約10万5千棟。新耐震基準以降、平成元年から17年間だけでも、この日本には、二百万棟の建築物の構造計算書が偽装されていると推計できます。
イーホームズは、住民の安全確保を最優先に、誠実に全棟調査を徹底的に行い、姉歯物件37棟、田村水落物件3棟、計40棟の偽装建築物を発見しました。これは、二百万棟に対して、0.002%です。つまり、この日本には、行政が確認を下ろした物件で199万9千棟以上の偽装建築物が存在している可能性があります。
命の危険を最優先して、直ちに、全物件の再調査を行い、地震国日本だからこそ、他国に較べて安全重視の建築行政を実施していることを行なうべきです。官僚は、自分達が間違っても謝りません。僕は、歴代の建設省、国土交通省の大臣や、立石真氏、佐藤信秋氏、山本繁太郎住宅局長は、即座に土下座でもして謝るべきだと思います。悪いことをしても素直に謝れない子供が増えているのは、彼ら公務員が、自分達の過ちを認めずに、屁理屈を言って自分を正当化している、ずるい大人の姿を見ているからではないかと思う時が、多々あります。
例えば僕の住んでいるマンション(平成14年完成)も耐震偽装されている可能性があるわけで、そうかんがえるとかなり大きな問題な気がするのですが...(実は「住宅性能評価」というやつで、周りのマンションは2つもらってるのにうちのマンションは1つしかもらっていないのがちょっと気になっていた)
果たして誰の行っていることが正しいのか、どの情報が正しいのか、「情報リテラシー」が非常に重要視される時代になってきたことをまじまじと実感させられるような内容です。まあ、個人的に僕は「きっこの日記」が好きでないので、藤田社長本人のビデオを待ってみようかと思っています。
投稿者 admin : 2006年10月25日 01:28
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