[Di]今、Googleがおかしい -Google終焉の日
トップページ> インターネット , 2006年08月23日
Googleがおかしい。
最近のGoogleは「シンプルな検索サービス」という当初のイメージから逸脱した行動を多くとっている。多くの企業を買収し、自社のコンテンツに組み入れていくさまはライブドアを髣髴させる。
Googleがおかしいのだ。
Googleは最近、自社のブランドに関して厳しい規約を課している。「Google it」(それをググれ)といった動詞的な意味での「google」の使用禁止、またGIGAZINEに見られたような「GoogleAdsenseを使用している場合ブランド使用承諾を得なければGoogleのロゴ、スクリーンショットなどをはってはいけない」という主張など、「?」とならざるを得ない主張を繰り返している。
ここで唐突に思うのは、「Googleちょっと生意気じゃない?」ということである。論点を整理してみよう。
Googleの主張は、こうである。、Google Adsenseサービスを利用しているサイトはGoogleのロゴやブランドの入ったもの(スクリーンショットなど)を利用できない、というそれに対する主張を考えてみる。
- GoogleAdsenseを使用しているサイトは、ロゴやブランドを許可なく使用できない
言ってしまえばこれがGoogleの主張である。その理由は述べられていない。なぜ使用してはいけないのか、それはGoogleの口から詳細には述べられていない。
だがおそらく、
- GoogleAdsense、つまりGoogleに責任のある広告を出品しているということは、そのページを見た閲覧者は「このページにはGoogleの広告があるのだから、Googleと何らかの関連があるはず」と思うことがあるだろう。そのページに同時にGoogleブランドロゴが貼り付けてあれば、ますますそう思うだろう。
無関係であることを証明しなくては。 - GoogleAdsenseの貼り付けてあるページにGoogleブランドロゴが貼られたページがあると、そのページを介してGoogleに対する誤ったイメージが定着してしまう
- GoogleAdsenseの貼り付けてあるページがGoogleの紹介をしてそれで収入を得るとは何事か
こういった感じのことから、制限しているのではないだろうか。もうGoogleは某ねずみと同じような扱いをしなくてはならなくなってきているのである。
ちなみに、GoogleAdsenseユーザーにしか適用されないように思われる(というか、現在ではGoogleはAdsense掲載サイトにしか警告を送っていない)この規則であるが、実際にはGoogleブランド規約なるものにつぎのような文面があることから、WWW上のすべてのページがこの規定の制約を受けるものと考えられる。
Google 社では、Google をご自分のサイトに掲載したいというユーザーの方々からのご要望すべてにお応えしたいと考えております。しかしながら、Google というブランドが培ってきた、客観的かつ公正な検索エンジンプロバイダとしての評判を保護するために、ブランド名がサイトに掲載されることで、Google がそのサイトに支持を与えている、あるいは提携しているとの印象を与えかねないご要請についてはお断りさせていただいてます。これは、Google の登録商標、ロゴ、Web ページ、スクリーンショットなど、Google 独自の特徴 (以下、「Google ブランド」) が、疑わしい資料と関連付けられると弊社が判断した場合にも当てはまります。
そのため Google ブランドのご利用にあたっては、書面による明示的許諾を事前に得る事が必要です
つまり、上記において考察したことが、そのまますべてのウェブページについて適用されることになる。
- Googleはブランドの使用により自社のイメージが傷つくことを恐れている
- 自社のブランドの使用により他者が利益を得るのは許せない
だが、大切なことを忘れているのではないか。Googleは検索エンジンが本業、つまりユーザーに育てられた会社であるのではないか。
Googleが与えた影響は大きい。検索エンジン業界に革新をもたらした。だが、Googleは誤った道へ進んでいるのではないだろうか。
Googleの存在は、ウェブページの存在に依存している。つまり、Googleはウェブページが存在しなければ、存在できないということになる。Googleはサイトのキャッシュを管理者の承諾なしに保持し、サイトの内容を管理者の承諾なしにデーターベースに組み入れる。
われわれがGoogleロゴを使用する場合、承諾が必要だ。
Googleがわれわれのサイトをインデックス化、もしくはキャッシュ化を無承諾に行う。それがされたくない場合は、われわれがGoogleにrobot.txtなどを用いて申請しなくてはならない。どちらにせよ、われわれの行動が必要なのであって、Googleは何もしていない。
Googleの利益が上がっているのは、すべてのサイト管理者がいるおかげであり、検索エンジン自体が独自のコンテンツを持っているわけではない。Googleも一般のウェブエージも、相互に利益を得ている。お互い、悪質なサイト以外は目を瞑り、公開データなのだから仕方がない、といってもよいのではないだろうか。
Googleの検索精度の劣化も激しい。公式サイトよりもアマゾンが先に来る現象など。また、検索してもその用語がまったく乗っていないサイトが出現する場合もあるし、勝手に同類のキーワードでも検索をする、つまり「SONY」と調べると「PANASONIC」「日立」「東芝」といった単語も検索対象に含まれてしまうこともある。自分で驚くのは、いくつかの調べ物をGoogleですると、自分のサイトが不意に登場してしまうことである。なぜこのようなことが起こるのかはわからない。このサイトはまがりなりにもページランク5のサイトであるから、記事を書くとGoogleでは上位に表示されるようだ。だが、やはり精度があってこそのGoogle、以前のGoogleのように検索結果が自分の求める内容とマッチしている状態が一番良かった。
Googleは革新的な企業だった。しかし、Googleは会社の巨大化とともにブランドイメージに執着し、結果として保守的な企業へと変容する・・・
投稿者 admin : 2006年08月23日 09:30
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