[Di]エイズを撲滅するために -運動と教育-
トップページ> 社会 , 2006年07月24日
エイズを撲滅するための運動や教育は盛んに行われているが、日本人のエイズ(HIVウイルス)感染率はどんどんとあがっており、運動や教育の効果はいかほど?と問いたくなる。
先日、sifow氏がギャルたちとエイズ撲滅キャンペーンを行ったらしい。しない善よりする偽善、別に悪いことではないと思うし、むしろいいことであると思うが、
“若者に向けたメッセージは若者と同じ目線で呼びかけるべき”との思いでsifowが抜擢された。当日は“STOP AIDS, LOVE&PEACE”というメッセージを掲げたピンクのTシャツを着て、渋谷駅前ハチ公前付近にて、キャンペーンを行った。効果のほどはというと、当初、エイズ予防財団が予想していたよりはるかに大きな反響があり、配布物はあっという間になくなってしまった。
運動の主体は「LOVE AND PEACE STOP AIDS」と呼びかけ、街頭でコンドームを無料配布する程度のもの。これではエイズの危険性は若者にほとんど伝わらないだろう。「え?エイズ?ああ、体がだんだ弱る奴でしょ。でも10年くらい猶予あるし、発病遅らせられるんでしょ?」というポジティブな認識をしている人間がほとんどで、「エイズやべぇ」というネガティブな認識をしている人間はあまりいないように思える。
そもそも、エイズに対する意識が真剣でない理由は、保健の教科書にせよ街頭運動にせよ、エイズは危ないので常にコンドームを使用しましょう」などといった対処法を宣伝することがメインとなっていて、エイズがなぜ危険なのか、そのものに触れているものは少ない。
え?僕はどうかって?
先日のことであるが、ネット上で「ある風俗嬢がエイズを発症し、カポジ肉腫と思われる病気に感染した写真」を見た。この写真はその風俗嬢本人が自身のブログで公開したものである。そういう画像に弱い人がいると思うので、見たい人はググってみてください。
で、その画像を見た結果、僕はエイズについてかなりの恐怖心を覚えた。人間の外見が人間でなくなってしまうのだ。もちろんそれはエイズにより免疫が弱くなったところで日和見感染するとかそういったことであるようなのだが(用語が間違っているかもしれない)、とにかく「エイズになるとこんなになっちゃうんだ」という、エイズに対する素直な恐怖感が芽生えた。
その後、あるサイトで「エイズを発症してから死ぬまでの経過」というのも見たのだが、これもおぞましい。人間がどんどんと変形してしまうのである。
街頭でも保健の教科書でも、こういった「エイズに対する恐怖」を植えつければ、安易にエイズに感染するような行動をとる人間もいなくなるだろう。よく街頭では「アフリカの子供に募金を」という運動を見かけるが、こちらではアフリカの子供の写真を掲載し、言葉ではなく映像で人々に訴えかけている。では、エイズの撲滅運動も写真を用いて視覚的に訴えかければよいのではないか。写真はかなりショッキングなものであるに違いない。しかし、少なくとも「元カレの元カノの・・・」というあれよりは効果があるはずである。
若者の性交渉がずいぶんと問題になっており、またそれに伴い潜在的なHIVウイルス保有者も増加していると考えられている。それに対して現在のエイズ対策はずいぶんと空想的だ。もっと現実を見せてあげないと若者は動かない。それが「エイズに感染しました」という写真を見た僕の感想である。
全体的にネタっぽい内容になった。でも、やはり現在の宣伝方法、「love and peace」なんていうほとんど心にとどまらない標語を使ったエイズについての認識は問題がある気がする。
というか、現在は僕が見る限りエイズに対しての教育といえば「エイズ感染者への差別をなくしましょう」などと題し、「エイズの人と風呂はいっても大丈夫」とかそういったことを主に教えているが、肝心の「エイズは危険な病気である。絶対に予防が必要」ということについてはほとんど詳しく教えれらない。どこがなんで危険なのか、知らない若者は多いと思う。
投稿者 admin : 2006年07月24日 19:14
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