[Di]シンドラーエレベーターには危険が...安全性を考える

トップページ> 社会 , 2006年06月08日

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今回、エレベーターに挟まれて命を落とす事件があった。そのエレベーターの制作会社が「シンドラーエレベーター」。このシンドラーという会社はスイスに本社をおく国際的なエレベーター/エスカレーターの製造会社であるという。

しかし、シンドラーによるエレベーター事故は、日本で起こっているだけではなかった。
なんと、世界各地で発生しているというのである。

日本経済新聞社によれば、

 香港では2002年1月、男児(当時11)が自宅マンションのエレベーターに乗り込もうとした際、扉が開いたままエレベーターが上昇。男児はエレベーターの床と出入り口の天井の間に挟まれ、病院で翌日死亡した。

 米ニューヨーク中心部の高層ビルでは04年8月、貨物運搬用のエレベーターが急上昇し最上階の天井部分に衝突、乗っていた男性(63)が死亡した。同僚によると、男性は仕事を終え、ビルを離れるところだったという。(共同)

ということで、今回と全く同じ事故が発生している。

エレベーターの事故と言えば、東芝府中で発生した事故が記憶に残っている人が多いと思う。東芝府中工場は僕の家のすぐそばにあるのだが、その事故は悲惨なものであった。エレベーターの実験棟に人が入っているまま、エレベーターが落下したというものである。
しかし、実際に設置されているエレベーターには幾多もの安全装置が組み込まれているという。その仕組みについては、wikipediaが詳しい。なぜ、今回のシンドラーエレベーター社の事件は発生したのだろうか。その真相は、シンドラーからは全く明らかにされていない。シンドラーは事件後、稚拙な文書をサイトに掲載した後、沈黙を貫いている。

日本でシンドラーエレベーターを導入している場所は、公共団体が多いという。ライブドアニュースによれば、

シンドラー社製のエレベーターで、トラブルが確認されているのは東京・神奈川・埼玉・宮城・愛知・滋賀・山口・福岡・長崎の1都8県。
「佐世保市黒髪町の県営黒髪団地で4月23日、シンドラー社製エレベーター内に女性(37)が約1時間閉じこめられる」「名古屋市昭和区の市営住宅で05年11月に途中停止し、住民2人が30分程度閉じこめられた」(朝日新聞)。「福岡市営地下鉄駅エレベーターで、昨年12月に乗客が約40分間閉じ込められた」(共同通信)。「さいたま新都心合同庁舎の3基でドアが開きっぱなしになるトラブルが4件起きていた」(産経新聞)などだ。
東京では地下鉄「大江戸線」もエスカレーターはシンドラー社製だが、トラブルはまだ報告されていない。
死亡事故があった「シティハイツ竹芝」(地下2階、地上23階建て)も、東京都港区の施設だ。

とかかれており、シンドラー社のエレベーターが公共施設に多く、また多くの事故が発生していることがわかる。また、このニュースにおいては、その原因を「コスト削減」にあると考えており、その意見は全く正しいものと考えられる。

今後エレベーターを使用する時は、それがシンドラーエレベーターでないことを確認した上で乗らなくては、危険であると思う。「日立」「三菱」といった、国内の超有名メーカーのものであれば非常に安心であるが、聞いたことのないメーカーであれば、誰しも不安になるだろう。

それにしても、エレベーターというのは非常に身近な存在でありながら、実は大きな危険を持っているということを実感させられた出来事だった。


投稿者 admin : 2006年06月08日 00:49

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