[Di]フジテレビのダヴィンチコード特集が酷過ぎる件について
トップページ> 社会 , 2006年05月20日
フジテレビで「ダ・ヴィンチ・コード」の特集をしている訳ですが、その特集の内容が史実とあまりにもかけ離れており、内容が酷過ぎると思うのは僕だけでしょうか。
どうも僕を含め日本人というのは宗教の大切さというのを理解することができない訳ですが、このテレビといい今日の朝日新聞の素粒子といい、宗教をちょっと馬鹿にし過ぎなのでは?
そもそも、この番組では「ダヴィンチコード」の価値観が絶対的に正しいという前提のもと話が進んでいたり、歴史の専門家の話を全く取り入れてなかったりと、見ている人に間違った歴史観念を植え付ける恐れがある番組になっているので、いつかあった「第二のモナリザ」騒動と同じようなことになりそうで非常に心配です。
まあ、一見しただけで「ちょっとおかしくない?やばくない?」というものにはこんなかんじのことが。
- なんでマグダラのマリア役が日本人なの?(どうでもいいけど)
- 紙が西洋に伝来したのはもっと後なはずなのに、ビデオ中では羊皮紙ではなく紙が使われている
- キリストの行動がキリスト教の反感を買うものである
まあとりあえず、日本人の宗教観でこういう番組を作らない方がいいのでは?というのが僕の印象です。
もしこれがイスラム教に関する番組だったら、イスラム教国からかなりの苦情がくるのではないでしょうか?宗教の力というのは我々が考えている以上に恐ろしいもので、あまり変な番組を作らない方がいいと思うのですが...
だいたいですねえ、「ニケーア公会議でキリストは神とされた」というふうにこのテレビでは扱っていましたが、ニケーア公会議で正統とされたアタナシウス派の主張は「キリストは神であり、人である」とするものだった気がするのですが...
そもそも「ダヴィンチコード」の話が本当だとは限らない訳で、「ダヴィンチコードの真実」的な本を見たり、歴史学者のコメントを聴いたりする限り、あの話には多くのフィクションが含まれているといっている訳です。自ら「ダヴィンチコードの話」にだまされて楽しむならまだいいですが、ありのままにあの話を鵜呑みにしてしまっては非常に危険なのでは?
上に書いた「もう一つのモナリザ」の話は、たしかモナリザは世界に二枚あって、そのもう一枚をこの番組で初公開する!とかやっておきながら、結局嘘だったみたいな話。
やはり民放だと史実よりもエンタメ性を追い求めるんでしょうかね。もうちょっと歴史学者とかのきちんとした証拠のある話を出してほしかったし、肯定派だけの主張だけじゃなくて、否定派の話も出してほしかった。
投稿者 admin : 2006年05月20日 22:07
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