[Di]音楽配信シェア、iTunes Music Storeが半数以上...

トップページ> インターネット , 2006年04月25日

ピクチャ 2

先日、gooリサーチが行った「第二回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査」の結果が発表されまして、その中でインターネット音楽配信の国内シェアが出ています。こちらです。結果を引用すると、こんな感じ。

 利用している音楽配信サービスについての調査では、50.2%がiTunes Music Storeを利用と回答し、以下Mora(18.4%)、Yahoo! music(16.6%)、楽天ダウンロード(13.2%)と続く。これに関連して、利用する音楽配信ソフトはiTunesが51.1%、Windows Media Playerが25.1%、Sonic Stageが19%となったほか、利用しているファイル形式はAACが41.2%、WMAが28.8%、ATRAC3が16.3%となり、iTunesの利用率の高さが影響する結果となった。

 音楽配信サービスの利用経験者を対象とした利用上の課題についての調査では、57.5%のユーザーが「1曲あたりの値段が高い」と回答、以下「ジャンルやアーティストの品揃えが不足」(47.8%)、「再生端末に関する制限が強すぎる」(23.7%)、「異なる形式の楽曲が再生できない」(21%)と続く。

ということで、iTunes Music Storeが半数以上のシェアを獲得し、二位のMoraに大差を付けるという結果になりました。それにしても、種々雑多なサービスが乱雑している国内市場の様子がうかがえますね。

それにしても、レーベル間でも各サービスに対する態度の違いというのがあったりもします。例えば、avexMoraでは150円で提供している曲をiTMSでは200円で提供していたり、そもそも提供していない曲も存在したりと、かなりMoraよりな態度を取っています。(iTMS登場で値下げしたくせに、ふざけている)

とはいっても、国内市場はiTMS(iTunes Music Store、iPod向け)とMora(Atrac3形式を採用するMP3プレーヤー向け)、Windows Media Player系に分かれるのでしょうか?僕もiTMSしか使わないのでこの辺よく分からないのですが、消費者もほとんどこの区別が分かっていないと思います。いったい、iTMSは何向けのサービスで、Moraは何向けのサービスで、Oriconのは何向けのサービスなのか?自分の持っているプレーヤーはどのサービスに対応しているのか?そんなことも簡単には見えてこないのです。

それと、よく言われるのがiTunes Music StoreはiPod以外にも解放されるべき、とかそういうことですが、iTMSに限ったことではなく、このようなことを行う必要はない気がします。少なくとも国内市場には他にも様々な音楽配信システムが存在しており、邦楽の数がiTMSに勝っているMoraのようなサービスだってあるのだから、わざわざiTMSを解放する必要はない。問題なのは、自分のプレーヤーがどのサービスに対応しているのかユーザーが簡単に知ることができないことであり、だからこそ、「なんでおれのGigabeatはiTunesとかいうのに対応していないんだよ」とかいったことがおこるのでしょう。僕の感覚からすると、iTMS=iPod向けだろ、というふうに突っ込んでしまいたくなるのですが、PCにそんなに詳しくなく、それまではMDをCDプレーヤーに直接接続して録音していたようなユーザーは、そういうところで結構迷ってしまうみたいです。

結局何が必要かと言えば、やはり乱立する国内市場向けの音楽配信サービスがいくつかに統合されることではないでしょうか。多くの企業が独自の音楽配信サービスを立ち上げており、「LISMO」というくだらないサービスの提供もアナウンスされていますので、これからこの音楽配信サービスの数は増えていくかもしれません。しかし、消費者にとってはこの乱立はよいものではなく、はっきりいって分かりにくい。サービス自体は3〜4個くらいにするべきだと思う。確かに競争をするという点でいくつかのサービスがある方が便利ですが、例えばあるサービスが廃止に追い込まれたら、以後の著作権管理はどのように行われるのか?とか、そういった込み入った問題も出てくる気がするのです。
この業界はいつか再編されるでしょう。絶対、いくつかのサービスは廃業に追い込まれます。しかし、困るのはそれを使っている消費者なのです。突然ダウンロードや認証が出来なくなってしまったら、どうするのでしょうか?
自然的な再編を待つ前に、iTMS(iPod向け)とMora(SONY等向け)、Oricon、Exciteくらいに再編してくれればいいのですが。

ちなみに上の画像は何かというと、iTMSではSmilyのリリース年が4988年になっています。4988年というと、中国4000年の歴史が6000年の歴史に拡張されている年ですが、さっさと直せよavex!


投稿者 admin : 2006年04月25日 00:11

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