[Di]ソフトバンクこそが「危ない企業」なのだ
トップページ> コンピュータ , 2005年04月02日
旅行に行っている間にライブドアvs.フジテレビジョン(vs.はおかしいかも)に関して進展があったようで、 ソフトバンクの子会社が何かやらかしたようです。
で、ソフトバンク子会社のCEOの北尾氏というのが 「大人の解決方法というものがある。 私は解決の知恵を持っている」などと発言しているわけですが、インターネット上での評価を見てみると案の定、堀江社長よりも悪い。むしろ、 非常に悪いです。
どこが悪いかって、「堀江君」などと人をなめた態度、自分から「大人の解決方法」「知恵がある」といって、 人を完全に見下しているなどといった、自分は完全に優位であると言う傲慢な態度が人々のしゃくに障っているようです。それに、堀江社長に「 他人の家に土足で入った」などと話していますが、 ソフトバンクだってライブドア問題になんとかして横入りしたのですし。いまだに先輩・後輩がどうのこうのという話をしていますが、 IT業界は実力主義だと話したのはどこのどなただったでしょうかね。
既にこんなところに書くまでもなく、北尾CEOはさまざまな論壇や週刊誌で素顔が暴かれていますので、そちらをご覧ください。 今回はソフトバンクは経営が危ういのではないか?というないようです。
ソフトバンクはどんな企業か、というと、現在は純粋持ち株会社「ソフトバンク」 の下にいろんな企業がぶら下がっている形になっています。利益が上がっているのは、「Yahoo!」と「Yahoo! BB」が主体。 IT事業以外では、ファイナンス事業が儲かっているとか。
今でこそソフトバンクは「大人」を気取っていますが、果たして実際に大人なのでしょうか?「限界に来た? ソフトバンクの実態」という3年前の記事を見てみましょう。こちらのレポートは年数はたつものの、 いまだ変化していないソフトバンクの実情を垣間見ることができます。
ソフトバンクはパソコンソフト流通業として1981年、孫正義氏 (45歳)が創業。94年の米メモリーメーカー「キングストン」買収を契機に、米国流M&A(買収・合併)の仕掛け人として注目され、 一躍、孫氏はネット時代の「時の人」になる。しかし、孫氏が掲げる経営理念は日替わりメニューのようにクルクル変わっていった。
キングストン買収時には「ITインフラ世界のトップ企業の買収専念」であり、メモリー事業が挫折するや、それは 「ネット産業のリーディングインフラプロバイダー」に変わった。99年10月、ソフトバンク本体は純粋持ち株会社となり、 傘下に複数の事業統括会社と事業会社を擁する三重構造経営体へ移行すると、「時価総額経営」理念をぶち上げた。 出資先企業や傘下企業を株式公開させることで、グループ全体の時価総額を拡大し、さらに株高をテコにM&A(買収・合併) などの投資を続け、さらに拡大、という経営戦略だ。
この戦略は株高が続くことが前提、少なくとも株式を公開しやすい市場環境にあることが必要となる。ところが、 バブルが崩壊して十数年たつも、株価は低迷したまま。そのため孫氏は、米ナスダック撤退が決まった後のインタビュー等で、 「必死になって本業ブロードバンド事業に集中するだけ」と語っている。ブロードバンドの、(1)インフラ、(2)プラットフォーム、 (3)サービス、コンテンツのそれぞれでナンバーワンになることを目ざすと言うことだ。
まずはこれから。ようするに、ソフトバンクはころころやることを変えているわけです。 去年はメモリが欲しかったけど、今年はテレビが欲しい、あ、映画が欲しい、といった具合です。不安定な会社ですね。 孫社長はもともと経営能力がないと言われますので、仕方がないことかも。
ソフトバンクの連結売上高はここ数年、 4000億円前後で推移しているが、02年3月期は887億円の最終赤字に陥った。営業赤字も239億円にのぼった。 これは何を意味するか。各事業がこれからの核となるブロードバンド事業の赤字を補填できるまでにいまだ成長していないということである。 総売上高の70%を占めるeコマース事業(ソフトの卸)の売上高は2841億円だが、営業利益は売り上げのわずか1.1%、 32億円にすぎない。最大の黒字事業は現在、唯一期待の星となった日本のヤフーを傘下におくインターネットカルチャー(ウエブ上の広告、 競売事業など)が売上高320億円で、営業利益99億円だ。
このほか、メディア・マーケティング(出版、ネット上のコンテンツ事業など)が営業利益25億円、テクノロジー・サービス (企業向けのシステム開発)が営業利益11億円と黒字だが、ほかの分野はすべて赤字なのである。
この赤字の分野にブロードバンド事業の営業赤字(179億円)が加わり、ソフトバンクは連結営業赤字へ転落したというわけだ。 ソフトバンク傘下の事業会社数は多いが(連結子会社285社、関連会社111社、投資先790社=02年3月末)、 最終損益が黒字の会社は日本のヤフー55億円、eトレード4億円、モーニングスター1億円など数少ない。
特別損失が巨額な点も見逃せない。02年3月期は特別利益911億円(株式の売却益)に対し、特別損失の合計は1778億円に膨らんだ (株式の売却損・評価損など)。これまでソフトバンクの特別損益は黒字で、00年3月期841億円、01年3月期669億円であったが、 02年3月期には一転して866億円も特別損失が上回った。冒頭でも指摘した通り、保有株式含み益はピーク時の10分の1以下に減り、 これまでのように特別勘定に依存できなくなり、事業利益だけに依存する普通の会社になったのである。
ともあるように、現在は非常に経営が危ない会社です。なぜかというと、現在幅広く活動中のYahoo! BBにあります。
このYahoo! BB。実は、ソフトバンク社が大きな資金を注入して行っている事業です。 あの宣伝を見れば力の入れようが分かりますね。しかし、よく考えてみると、あのADSLは人数こそ獲得したものの、 いまだ赤字が続いています。さらに、今後は光の時代。ADSLなんてはやらない時代がすぐそばまで到来しているわけです。そうなると、 Yahoo! BBはまたまた人の獲得競争をしなくてはいけない。そんな資金はもう残っていません。もちろん、株を売れば (あおぞら銀行株など)できるでしょうが、すぐにまたなくなってしまうでしょう。ソフトバンクは米国をよく参考にするようですが、米国でも、 インフラを借りてこのような事業を行った会社はほとんどが廃業に追い込まれています。
日本の国家戦略にもあるように、ADSLは単なる通過点であり、最終的な到達点は光にあるわけです。 光の到来を予測しうることができなかった孫氏は、どうしてADSLなんてものをやり始めたのでしょう?
それに、堀江社長はインターネット事業について色々な考えを持っているようですが、
孫氏はただただアメリカのYahoo!のまねをしてきただけです。
最後に、ひとつ忘れていることがありませんか?「大人のソフトバンク」 は機密情報を外にもらしちゃったこともありますよね。ニュースって結構忘れ去られていくものです。 ソフトバンクって本当に大丈夫なんでしょうか? 日枝会長も昔浅間山荘事件のときにCMとばしをやったくせに今になってCM飛ばしは違法であるなんていっていますけれども、 一番いけない相手と提携してしまった気がします。
堀江社長が言うように、ソフトバンクはもっとも危ない相手です。 それはライブドアにとってのライバルだからという意味ではなくて、です。
投稿者 admin : 2005年04月02日 00:14
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