[Di]「今週、妻が浮気します」
トップページ> ブックス , 2005年02月05日
電車男のような話。発祥はOKWebの同名スレッドで、 ちょっと悲しい話です。正真正銘本当の話。
昼食をとり、ホテルに行き、 夕方普段通り子供を保育園に迎えにいくようです。著者の方は、妻が携帯電話で地方に住んでいる上司とよくメールをしているのを発見します。そして、 その男と今週東京で会うことが分かったのです。さて、その男と妻が約束しているホテルに乗り込み、何をするべきか。その選択を迫られます。
過去は、必死に黙殺してきました。
ただ、これから行われることがわかっていながら見過ごすことは、出来そうにもありません。
会うのがどこのホテルなのかは分かりませんでした。
でも、運命なのでしょうか、広い東京で、ためしにかけた一軒目で「デイユースでご予約を頂いています」!!!
今は、そのホテルに乗り込み、何かしらの決着をつけようと思っています。
アマゾンで購入すると、1000円ちょっと。ほかの商品と一緒に購入すると、楽しめるかもしれません。 ちなみに、OKWebの当該記事を追うと、本と同じ内容が書いてあります。
決行しました。私と妻、 不倫相手の3人でホテルの部屋で話しました。
「離婚しよう」最初に切り出しました。もしそこで、妻が全力で「離婚したくない、許して」と言ってきたら、全てを許して連れて帰り、 もう一度だけやり直すつもりでした。たとえそれが子供のための言葉だったとしても・・・
しかし、妻の答えは、「しようがないね、こんな事やってしまったんだから」でした。
体中の力が抜けましたね。妻は離婚を突きつけられてもなお、謝る事、すなわち、私の下手に立つ事、彼の前で取り乱す事を避けたんです。
答えは一つでした。私との関係は、そうまでして守るものではなかったということでしょう。
後はもう何も言う事はありませんでした。あまり内容も覚えていません。とにかく相手の奥さんには、その場で電話をかけさせ、 私からこのことを伝えました。「気が付いてくれてありがとうございます」と震える声で話す奥さんには、悪い事をしたのかもしれません。
「でもやっぱり、離婚はしたくないけど」「これ以上私がいたらあなたに悪いと思う」最後に交わした言葉で、以前の私なら、 揺らいでしまい、なあなあで同じことを繰り返したかもしれません。
しかしもう、俺は俺を失う事はできない。
結局許すんだ・・・と思われて下手に立ってで生きていく事は出来ない。こう思えたのは、情けないですが、 ここで答えていただいた皆さんのおかげだと思います。
離婚するにしてもまだまだこれからですが、妻を愛していた事も含めて、後悔しないよう強く生きて行こうと思います。
本当にありがとうございました。
子供のことを思うと判断が本当に正しかったのか、その点で胸が痛くなっています。
誰だってそうでしょう。 誰だって、こんなシチュエーションではそうなります。
そしてラスト。著者の方は優しい心の持ち主です。なんだかんだいって。
日曜の夜中、話をしました。これで最後のつもりで。感動を保存しよう。
この顛末を書いてどう思われるかわかりません。
これだけ多くの方に意見を貰いながらのこの決着のつけ方に怒りを覚えられる方もいるかもしれません。
とにかく彼女の意見を聞こうとする私に「私は言える立場じゃない」を繰り返す妻。
その後ぽつぽつと話し始めましたが、「疲れてた」「寂しかった」どの言葉にも私を失いたくないという気持ちは全く感じられず、 虚無感だけが残りました。
何のために頑張ってきたんだろう。
「許して」「ごめんなさい」でも、心に開いた穴を塞ぐのには全然足りませんでした。 「別れよう」「どうして?」「君はもう俺を愛していない」・・・
「許してく・だ・さ・い!」彼女は土下座して言いました。
「私がここまでしてるんだから」と言わんばかりの逆切れ気味に放たれたその言葉に、体中が冷え切るのを感じました。
17年が終わりました。涙も出てきませんでした。
最後に一言声をかけようと思いました。
「俺は心の底から君を愛していた。ほんとに好きだった」そこまで言ったのは覚えています。
しかしその瞬間、今まで経験した事のない感情に襲われました。
感情が決壊して濁流となって噴き出したようでした。号泣?嗚咽?私は大声で泣いてました。変な声で。
止めようとしても駄目。まるで5歳位の子供のようだったと思います。
自分でも、身体が小さくなっていくような不思議な気分でした。
「ごめんね、ごめんね」気が付いたら、妻も泣いてました。
「今でも好きだから、だから別れて下さい」
「いやだ私は別れたくない」そんな会話を繰り返していたようです。
上の子が起きて来て2人の間に入ってきました。
それでも私の涙と声は止まりませんでした。
どれくらい泣いていたかはわかりませんが、泣き終えた時、今までのことが無かった事のように気持ちが楽になっていました。
私はどんな顔をしていたんでしょう?彼女の顔からは険が消えていました。
そして・・・どうやら僕は全てを許したようでした。
投稿者 admin : 2005年02月05日 17:23
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